グッド・ドクター 名医の条件(製作デイヴィッド・ショア、ダニエル・デイ・キム)のあらすじ・感想・見どころについて

映画の評価・あらすじ・感想

全米で話題作となっているグッド・ドクター 名医の条件(製作総指揮 デイヴィッド・ショア、ダニエル・デイ・キム)の魅力について紹介します。

作品の属性情報

自閉症とサヴァン症候群を持ち、天才的な能力を発揮する若い外科医の成長を描くドラマです。

多くの医療ドラマは、天才医師が難病を治療するストーリーや、若手の医師が一人前に成長していく展開が人気となっていますが、
グッド・ドクターはその両方を掛け合わせており、面白さが倍増しているドラマです。

グッド・ドクターは、2017年9月からアメリカのABC放送で始まったドラマで、2020年11月からシーズン4が開始されました。

製作総指揮は、超人気ドラマ「Dr. HOUSE-ドクター・ハウス-」で企画と製作総指揮を務めたデイヴィッド・ショアが務めており、
本格的な医療ドラマをプロデュースするプロデューサーとして知られています。

また「HAWAII FIVE-O」でチン役として知られているダニエル・デイ・キムも製作総指揮を務めております。

グッド・ドクターは韓国の人気ドラマをリメイクしたものですが、アメリカではストーリーもさることながら、主役のショーン・マーフィー役を務めるフレディ・ハイモアの心温まる演技が人気の源泉となっているようです。



視聴動機(なぜこの映画を観たのか?きっかけ等)

最初に見始めたきっかけは、韓国の原作のリメイクということが面白いなと思ったからです。

この二人のプロデュース力が詰まったドラマとなっております。

ちょうどサヴァン症候群を持っているアーティストについてテレビで取り上げられていたので、
その天才的な記憶力を持つ若い外科医がどのように難病を解決していくのか、興味を持ちました。

あらすじ

ストーリーは、ショーン・マーフィーが田舎からサンホゼの名立たる病院のセイント・ボナベンチュア病院で働くために出てくるところから始まります。

病院では、同僚や上司から興味を持たれたり、逆に嫌悪感をあからさまに持たれたりする中で、ショーンはその天才的な能力を発揮して、患者を救っていきます。

自閉症を抱えていることから、人とのコミュニケーションや共感を持つことができないため、
医師として素質を疑われながらも患者を救いたいという熱意が周囲を変えていく展開となっています。

上司にあたる外科部長の態度がショーンの熱意によって変わっていく様子が見どころの一つだと思います。

注目出演者

ショーン役のフレディ・ハイモアは、子役の頃から多数の人気映画に出演をしており、
日本でも人気となった「チャーリーとチョコレート工場」のチャーリー役や「アーサーとミニモイの不思議な国」のアーサー役を務めております。

自閉症とサヴァン症候群を抱えている難しい役を見事に演じており、シーズンが進むにつれショーンの人格と特徴が伝わってきます。

共演している出演者には、日本で広く知られているような俳優はいないのですが、どの役も実力派俳優が務めていることが伺え、安心してみることができました。

感想

自閉症とサヴァン症候群によって人との付き合いに困難を抱えているショーンだが、ショーンを14歳の時から育ててくれ、
医者としてのメンターでもあるグラスマンとの関係やショーンのアパートの隣に引っ越してきたリアとの関係など、病院の外での人間味溢れる掛け合いも見どころの一つです。

医療シーンの描写やショーンが記憶力をたどって病の原因を突き止めるシーンの映像美、主役のフレディ・ハイモアの演技力はドラマとしての人気を支えてます。

自閉症とサヴァン症候群という難しいテーマをドラマ化したということでアメリカでは、賛否が分かれる作品となっているようですが、
同時にこのようなテーマのドラマが登場したことで「ダイバーシティ」というドラマのカテゴリーが誕生し、今後こういった社会に立ち向かう主人公をテーマとしたドラマが注目を浴びていくと思います。

総合点
80点



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