日本先端大学(仮称)★小田原に新設・関東学院大学キャンパス内に2024年度開校予定

建設・開発計画関連情報

米国マイクロソフト副社長、株式会社アスキー社長、マサチューセッツ工科大学客員教授などを歴任した西和彦氏を中心に構想されている
日本先端大学(仮称)が関東学院大学から小田原キャンパスを譲渡を受けたうえで、工学系学部に特化した4年生大学として2024年度に開校する予定です。

当初の計画では、2021年度に開学を予定していましたがコロナウイルス禍の影響で2024年度に延期されています。

日本先端大学(仮称)の計画は、2020年4月24日に加藤憲一小田原市長や関東学院大学の規矩(きく)大義学長、日本先端大学(仮称)設置準備委員会の西和彦委員長が会見し、
「関東学院大学・小田原キャンパスの敷地内に日本先端大学(仮称)を設置する協議を始めた」と発表したことで具体化、現在に至っています。

関東学院大学・小田原キャンパスは、小田原市から誘致・補助金を得て、1991年に法学部を開設しましたが、2017年に法学部が横浜に移転しており、
現在は材料・表面工学研究所と大学院のみ設置されています。

西氏は、入試は面接のみ、1学年300人で海外留学が必修、半数は大学院へ進学という大学を構想しています。

西氏は、東大工学部で教えていた時に工学系の教育を受けるのに入試に古文や漢文等の文系科目が必須とされていることに疑問を感じていたため、
入試について面接のみという思い切った方法を採用するに至ったのではないかとみられています。




日本先端大学(仮称)概要

・大学名
日本先端大学(仮称)

・学部等
工学部(学生数 1,120 人)
学科:表面・超原子先端材料工学、医工学、IoTメディア、移動体工学、地球・月学

・就学構想
1年・2年生 小田原キャンパス

3年生    提携大学への留学

4年生    サテライトキャンパス

・開学予定
2024年度

・設置者
西 和彦氏(「日本先端大学(仮称)」設置準備委員会 委員長)

<参考> 西 和彦氏プロフィール
1956 年生まれ(64 歳)。

早稲田大学在学中、(株)アスキー出版創業。

1979 年米国マイクロソフト社副社長就任。
1987 年(株)アスキー社長就任、1989 年同社株式公開(当時の上場会社の最年少社長)。

1990 年東京工業大学非常勤講師。1998 年尚美学園短期大学教授。

2000 年マサチューセッツ工科大学客員教授。

2002 年学校法人須磨学園学園長。

2017 年東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻「IoTメディアラボラトリー」ディレクター。

・所在地(関東学院大学小田原キャンパス)
小田原市荻窪 1162-2

・土地
121,778.26 ㎡ (36,902 坪)

・建物
12 棟(校舎・体育館・ゲストハウス・クラブハウス・守衛室)
延床面積 18,499.99 ㎡ (5,606 坪)



関東学院大学小田原キャンパス概要

〈沿革〉
昭和 55 年 小田原商工会議所から大学誘致促進の要望書が提出

昭和 56 年 小田原市大学誘致研究調査会発足

昭和 62 年 関東学院大学に対し、「公私協力方式」での大学設置について検討を
依頼

昭和 63 年 「関東学院大学小田原キャンパス開設に関する協定書」及び「関東
学院大学小田原キャンパスの校地利用に関する細目協定」を締結

平成3年 関東学院大学小田原校地に法学部開校

平成 25 年 関東学院から、法学部の小田原キャンパスからの移転について協議
開催の申し入れ

平成 26 年 法学部の横浜キャンパスへの再配置及び「工学総合研究教育施設」
の創設に向けた材料・表面工学研究所の小田原キャンパスへの移転
を承諾

平成 29 年 法学部、横浜キャンパスへ移転

材料・表面工学研究所を小田原キャンパスへ移転及び大学院を新設
現 在 「国際研究研修センター」として活用




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