北海道の洞爺・登別と言えば、何を思い浮かべますか?
おそらく多くの方は温泉街を思い浮かべることでしょう。
秋は紅葉の季節、温泉から見える景色も楽しめる絶好のチャンスです。
と同時に、涼しくて観光名所に行きやすいという利点も!
今回はそんな洞爺・登別の秋観光についてご紹介します。
洞爺湖温泉街は1年を通して楽しめる
洞爺湖温泉街では1年を通してイベントを開催しています。
ぜひイベント日程を確認して楽しんでくださいね!
洞爺湖温泉観光協会公式HP:https://www.laketoya.com/
長く楽しめるロングラン花火大会を!
洞爺湖畔では1年の半分近くを占める4月末~10月末までの間、毎日花火大会を行っています。
(雨天決行、風向・風速が不安定な場合中止になることがあります)
洞爺湖畔に面する宿泊施設では、なんと露天風呂から観ることも可能!
もちろんレイクビューのお部屋なら、ゆっくりとお部屋で観ることもできるんです。
ゆっくりと湖面を流れるようにやってくる船から打ち上げられる花火は、湖面に光が反射していることもあってとても美しいんですよ!
花火の時期を外してしまっても
紅葉が見たくて11月に……という方、ロングラン花火大会はやっていませんが、ここからはイルミネーションの時期です。
11月初めから3月末にかけて、洞爺湖温泉街の中心にあるにぎわい広場に、約40万個の電飾が輝きます。
時期によって点灯時間が若干変わるので、公式HPでご確認くださいね。
様々な体験も!
洞爺ガイドセンターでは、カヌーや森の探検などの体験ツアーの予約をすることもできます。
洞爺の自然を満喫する絶好のチャンス!
特に秋は紅葉の季節、どの体験も素晴らしい景色を楽しむことが出来ますよ。
洞爺ガイドセンター公式HP:http://www.toya-guide.com/
洞爺のお土産と言えば
洞爺湖の名物、といわれてもあまりピンとこないかもしれません。
しかし、実は洞爺には全国的にも超有名なお菓子が!
それは「わかさいも」です!
わかさいも本舗の本店がなんと洞爺にあるんです。
定番のわかさいもはもちろんのこと、サツマイモ餡で小豆餡を包んだ「あんぽてと」や金時芋を使った「サブレ」など、美味しいものが盛りだくさん!
中でも個人的にお勧めしたいのは、わかさいもを天ぷらにした「いもてん」です。
実演もしているので、見ても食べてもおいしいですよ!
2階には和食店「仙堂庵」もあり、雄大な洞爺湖の風景を眺めながらの食事をすることが出来ます。
これからの季節、紅葉を観ながらの食事にはうってつけですね!
登別は1日あっても足りない!?
登別は温泉あり観光ありのとても楽しめる場所となっています。
全部回りたい!と思ったら1日や2日では全然足りません。
一度行けば、もう一度行かなきゃ!と思ってしまうこと、間違いなしです!
登別国際観光コンベンション協会公式HP:https://noboribetsu-spa.jp/
自然を楽しむ
登別で自然を楽しみたい方にお勧めしたいのは、登別地獄谷です!
谷に沿って数多くの湧出口や噴気孔があり、泡を立てて煮えたぎる風景はまさに「鬼の棲む地獄」。
地獄谷展望台までは車いす用のスロープも設置されています。
ここから多種類の温泉が多くの宿泊施設に給湯されているんですね。
そのほかにも、遊歩道が設置されている原始林や、泉源公園の間欠泉など、見どころは盛りだくさんです!
歴史を楽しむ
登別にはたくさんのお堂や碑があります。
登別出身でアイヌ文化の研究者である知里真志保氏をしのぶ碑や、登別温泉発展の功労者である栗林五朔の夫人であり歌人としても有名な加寿子の歌碑など。
なかでも「目の湯」として有名なのは薬師如来堂です。
硫黄を採掘していた南部藩の家臣がお堂の下で湧く温泉で眼を洗い、眼病が治ったと伝えられています。
それから「目の湯」として親しまれているのです。
他にも題目石や鉈作観音像など、史跡をたどる旅もいいですね!
子供と楽しむ
子供と楽しむなら(もちろん大人だけでも十分ですが)おすすめは3か所です。
まずは登別伊達時代村。
江戸時代の街並みや文化をまるごと再現したカルチャーパークです。
入場料さえ払えば、中では迫力満点の忍者ショーや時代劇コメディーなどを楽しめます。
忍者などの衣装を借りて串団子を食べ歩く、なんてこともできちゃうんです!
気軽に江戸時代にタイムスリップできる伊達時代村、おすすめですよ!
そして次は、登別クマ牧場!
子熊の幼稚園やショーなど、楽しめる要素は満点です。
ヒグマの真ん中に出る「人のオリ」は大迫力!
熊専門博物館やアイヌの生活様式を再現した「ユーカラの里」もありますので、歴史も楽しむことが出来ます!
そして次に、登別マリンパークニクス!
道内最大級の水族館です。
8mもの高さの水槽・クリスタルタワーで眺めるナポレオンフィッシュ。
またアクアトンネルではを大小さまざまな魚が泳ぐのを眺めることができ、まるで海底を散歩している気分になります。
ペンギンパレードやイルカ、アシカのショーも楽しめるんです。
可愛らしいグッズもたくさんあるので、お土産にもいいですね。
お土産を買うなら
登別温泉街にはお土産屋さんも多数あります。
登別漁港や周辺で獲れた鮮度抜群の旬を味わうことができる「温泉市場」。
はちみつを使った商品があり、絶品なソフトクリームもある「杉養蜂園登別店」。
お酒をメインに扱う「平塚商店」では飲食スペースもあり!
洞爺でご紹介した「わかさいも本舗」も登別東店があるんです。
ぜひお土産屋さん巡りを楽しんでみてくださいね!
気候・服装は?
洞爺・登別の秋は、季節というよりは気温の変わり目です。
9月には20度を超す日もありますが、10月には20度まで上がる日はほとんどなくなります。
空気がピンと張りつめ、気温が一気に下がるんです。
自然の多い地域のため、体感気温が少しだけ低いんじゃないかな?と思って準備しましょう。
9月であれば「半袖+上着」でいいかもしれませんが、念のため、上着は風を通さないものを選びましょう。
10月以降は気温が下がり、最低気温は一桁になってきます。
そのため、半袖の出番はないと言ってもいいでしょう。
「長袖+上着」のうえ、出来ればマフラーや手袋などを準備しておくといいですね。
まとめ
温泉を楽しむのにうってつけな「洞爺・登別」という地域。
温泉だけじゃもったいないですね!
紅葉もテーマパークも、そして地域のお土産もぜひ目いっぱい楽しんでください!
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