さっぽろ雪まつり2022★おススメの服装は?女性に優しい防寒の仕方を地元民が伝授

イベント情報

さっぽろ雪まつりといえば、今や世界規模で観光客が訪れる北海道のビッグイベントです!

でもやはり北海道、寒さとの戦いは必須となります。

今回はそんなさっぽろ雪まつりを思いっきり楽しめる、地元北海道人の視点から、寒さしらずの服装についてみていきましょう。




重要度★☆☆☆☆ 足元は気を緩めないで!

足元は何かと疎かにしがちなところ。

寒冷地に慣れていない方は「ゆっくり歩けばスニーカーでも大丈夫」「靴下は少し厚めくらいでいいでしょ?」なんて考えていませんか?

実はそれ、かなり危険なんですよ!

靴下は足先が重要です

足の中で一番に冷えを感じるのは、足先です。

少しくらい冷えていても大丈夫、元々冷え性だから……なんて甘く見ていると、気が付いた時にはしもやけで痛痒くて靴も履けない!なんてことに。

それを防ぐには、靴下の2枚履きが一番手っ取り早い方法なんです。

とはいえ、薄い靴下2枚履きなんて無意味です。

かといってウールなどの厚手の靴下2枚だと靴を履けなくなってしまいます。

私のお勧めは、スポーツ用(薄手でも足先部分がしっかりしているもの)の靴下の上に少し厚めの靴下を履くことです。

足先を冷やしてはいけない!ということを念頭においてくださいね!

靴はブーツ着用必須!

北海道内のイベントに行くと必ずと言っていいほど見かけるのが、スニーカーなどの夏靴を履いている方や、雪でべちゃべちゃになってしまったムートンブーツを履いている方。

ゆっくり歩こうが早く歩こうが、夏用のスニーカーは滑るんです!

私が見かけたスニーカー着用の方は、歩道で転んでそのまま危うく車道に落ちてしまうところでした。

北海道のニュースを見ると、高いヒールで平然と歩いている方がたくさんいます。

ここ北海道でヒールを履き慣れている女性は、氷の上でもヒールのまま走ることが出来るくらいです。

でもそれは長年の経験がなせる技術。

雪や氷に慣れていない方は、確実に転んでけがをしてしまいます。

雪まつりを思いきり楽しみたい方は、ぜひヒールのない雪用ブーツを用意してください!

そのためだけに高いブーツを買うのは……という方は、スポーツ用品店などで売られている靴底用の滑り止めをお勧めします。

そしてムートンブーツにもご注意を!

雪解け水はムートンブーツの表面を直撃しますので、必ず防水スプレーをしておいてください。

せっかく靴下もブーツも用意したのに、ブーツの表面から冷たい水が染みてきたら元も子もありません。




重要度★★☆☆☆ 下半身は大切!

次に大切なのは下半身を温めること!

膝やふくらはぎが冷えると、全身に冷たい血液が回ってしまいます。

それを防ぐことで冷えはかなり軽減しますよ!

裏起毛のものを用意しましょう

雪まつり会場で歩くということで、多くの方は動きやすい格好をするのではないかと思います。

しかし、案外多いのは普通のジーンズで歩く方。

ジーンズは思っている以上に通気性が良いものなので、外の冷気を直に感じてしまいます。

ジーンズを履く方は、ぜひ裏起毛のものを用意してください。

無い方は、中にタイツやレギンスを履くのもいいでしょう。

とにかく普通のジーンズ1枚では外を歩き回るのは無謀なんです!

防寒スカートもあり!

女性の方の中には、特に膝上の冷えがひどい、という方がいます。

そういう方は防寒用のスカートをジーンズの上に履くのもアリです。

ワークマンなどでは防寒用のスカートがあるので、そういったものを履くといいですよ!

重要度★★★☆☆ インナーは必須!

インナーと言っても種類は様々で、どれをどのように着たらいいのかわかりませんよね。

ではインナーについて考えていきましょう!

薄手をいくら重ねても無意味

靴下と同じで、暖かくない薄手のインナーをいくら重ねても無意味です。

そして厚手のインナー1枚は長時間の外歩きには向きません。

基本は、長袖の暖かいインナーを2枚+普段着、です。

つまりヒートテックのようなものを2枚重ね、あとは普通の冬着で大丈夫!

インナーがしっかり暖かければ、上に着るのは普段着で何の問題もありません。

下半身もインナーがあると安心

先ほど、ジーンズの下にはタイツかレギンスを、とお勧めしました。

タイツやレギンスは厚手のものを用意するといいでしょう。

そして意外と重宝するのは、スポーツ用のレギンスです!

スポーツ用のレギンスは、発熱・保温機能があるのもが多く、なにより動きやすいように設計されています。

こういったものをジーンズの下に履くと、かなり暖かく感じますよ!




重要度★★★★☆ 3つの「首」を重要視!

3つの首とは「首・手首・足首」です。

これ、かなり重要なんです!

この3か所を暖めることが出来るかどうかで、体感温度がグンと違ってくるんですよ。

まずは足首から

足首を冷やすと体のど真ん中に寒さが突き刺さってきます。
 
靴下の丈が長ければいいというわけではなく、足首がしっかり隠れるかどうかが重要なんです。

できるならば靴下の上に足首ウォーマーを身に着けることをお勧めします!

次に手首へ

これはもう手袋の一言に尽きます。

絶対に忘れてはいけません!

モコモコの手袋がいいわけではなく、風を通さないものであることが重要です。

理想はスキーやスノボで使用されるような手袋なのですが、お洒落しているのにそこだけスキースノボ仕様……というのは避けたいですよね。

そこで手袋を用意するときの注意点をひとつ。

ズバリ「構造が二重になっていること」です!

外から見てモコモコでかわいくても、モコモコだけでは風を通してしまいます。

内側にしっかりと風を通さない生地があるかどうかを確認してください。

この部分があるかどうかで体の冷えが変わってきますよ!

最後は首で

道外からの旅行客で見かけるのが、お洒落なスカーフを首に巻いたご婦人です。

おそらくマフラー代わりのつもりなのでしょうが、はっきり言ってスカーフなんか意味がないんです!

手袋同様、風を通しちゃダメなんです。

というわけで、できればインナーや服はハイネックやタートルネックを!

さらにしっかりと暖かいマフラーをしてください。

雪まつりは外を歩き続けるため、首が冷えてしまうと肩から背中にかけて寒さが襲ってきます。

寒さでゾクゾクするだけならまだマシで、人によっては肩こりや頭痛の原因になってしまうこともあるんです。




重要度★★★★★ アウターは寒冷地仕様のものを!

はっきり言って防寒の要はアウターです!

これで7~8割が決まると言っても過言ではありません。

ではどのようなアウターがいいのかを見ていきましょう。

購入場所

購入場所??と疑問に思われるでしょうが、実はこれは見極めが必要になってくるものです。

見るべきは、買おうとしているアウターのメーカーはどこに本社があるのか、どのような範囲で販売をしているのか、の2点です。

例えばユニクロなどの大手メーカー。

寒冷地でも販売することを想定して作っているため、防寒においての品質には問題がありません。

しかし、地域限定で販売しているメーカーの場合は、どの地域を想定して作っているのかが重要になってきます。

私は以前、インターネット通販でダウンコートを買ったことがあります。

秋ごろに買ったそのダウンコートの売り文句は「寒さに強い」でした。

しかし11月初めの時点で着ることを諦めました……あまりにも寒すぎて。

そのダウンコートは関東に本社があるメーカーでした。

関東の気温を想定して作られたものだったのでしょう。

北海道の寒さには到底耐えられるものではなかったのです。

北海道の寒さに耐えられるのは、寒冷地で販売することを想定して作られたものです。

必ずその部分を確認してください!

個人的にお勧めするのは、コールマンなどのアウトドア用品を扱っているメーカーか、アルペンなどのスポーツ用品店で販売されているものです。

一見すると薄いように見える場合もありますが、風を全く通さない素材でできているので、かなり暖かく過ごすことが出来ますよ!




着脱しやすいこと

「北海道の人は家の中では半袖短パン」というのを聞いたことがあるかもしれません。

北海道はとても寒いのですが、建物は気密性が高く、とても暖かいのです。

そのため、雪まつり途中で屋内に入った時には一気に暑くなります。

パッとアウターを脱ぐことができると体温調整を楽にすることが出来ますよ!

着脱が大変だと、ついついそのまま屋内でも着続けてしまいますよね。

でもそうすると、屋内では汗だくになってしまうんです。

そのまま外に出たら、今度は汗が冷えて一気に寒気が襲ってきます。

風邪をひいてしまうので、そこは避けたいところですね。

そのため、被るタイプのアウターは暖かいかもしれませんが、お勧めは出来ません。

着脱が面倒ですし、静電気は発生するし、髪も乱れてしまうからです。

これから買う方には前開きのアウターをお勧めします!

しかし、このためだけに高いアウターを買うのはちょっと、という方もいるでしょう。

その場合は、コートの中に着ることのできる薄手のダウンやカーディガンを用意すると良いと思います。

もちろん、これも前開きがいいですよ!




番外編 なくてもいいけど、あったら便利!

なければないで何とかなるけど、あった方がいいかなぁ、と思うものもあります。

用意できるならこちらもぜひ!

イヤーマフ・イヤーウォーマー

防寒のイヤーマフはあった方がいいでしょう。

耳まで隠れる帽子でもいいですね。

耳も足先同様、しもやけになりやすい場所です。

むき出しになってしまう場所でもあるので、カバーできるものがあると安心ですよ。

貼るタイプのホッカイロ

貼るタイプのホッカイロは道産子でも愛用者が多いものです。

体中が冷えてしまう、という方は、大きなホッカイロを腰の少し下あたりに貼るといいでしょう。

体中の血液が通る場所なので、そこを暖めることで全身に暖かい血液が回ることになります。

また、冷え性の方は足裏用のホッカイロがおすすめです。

楕円形を半分に切ったような形で足裏のつま先に合わせて貼ります。

雪道を歩くことになるので、足裏を暖めるのは有効です。

下半身全体が冷えてゾクゾクするという方は、ふくらはぎに貼るといいです。

しかし外から見えてしまうのは抵抗がありますよね。

ジーンズの上に防寒スカートを履く方限定ですが、膝上に貼るというのもひとつの手です。

ひざ掛けをかけているように暖かくなりますよ!

不織布マスク1枚だけでは不安

不織布マスクは呼吸するたびにマスクがどんどん濡れていってしまってびしょびしょになってしまうんです。

不織布マスクを二重にするのもいいですし、保温機能のあるマスクを用意するのもいいと思います。

どちらにしても氷点下の外歩きではマスクが濡れてしまうことを想定して、数枚用意することをお勧めします!

まとめ

「日本の冬」を代表するイベント、さっぽろ雪まつり!

とても楽しく見応えのあるイベントですが、寒さと向き合わなくてはいけないという面も持ち合わせています。

しかし防寒さえしっかりすれば、こんなに楽しいイベントはありません!

ぜひ暖かい格好をしてさっぽろ雪まつりを楽しんでくださいね!

道民おススメの会場近くのラーメン、スープカレー、寿司に関する情報はコチラから
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