ア・フュー・グッドメン(監督 ロブ・ライナー)のあらすじ・感想について

映画の評価・あらすじ・感想
Audience at the cinema wearing protective face masks and sitting on a distance while watching the movie.

トム・クルーズとジャック・ニコルソンが共演する「ア・フュー・グッドメン(監督 ロブ・ライナー)」のあらすじ・感想について紹介します。

作品の属性情報

ア・フュー・グッドメンは軍法会議サスペンス映画で、米軍基地で起きた殺人事件について、被告となった二人の兵士がその動機が問われます。彼らは上官の命令に従い、実行をしたのではないかという内規の存在について法廷で争われ、軍で行われている日頃の暴力的制裁を暴くというストーリーです。

ア・フュー・グッドメンは、キャッスル・ロック・エンターテインメントによって製作され、コロンビア・ピクチャーズによって1992年12月に公開された映画です。




監督は、ロブ・ライナーは「スタンド・バイ・ミー」や「プリンセス・ブライド・ストーリー」「恋人たちの予感」「ミザリー」など、アメリカにとどまらず世界的はヒット作を数多く手掛けております。ちなみにキャッスル・ロック・エンターテインメントはライナーが自ら設立した製作会社です。

視聴動機

当時、この映画を観たときは、キャッスル・ロック・エンターテインメントがロブ・ライナーによって設立されたことは知らなかったのですが、キャッスル・ロックの映画は大体面白い作品が多いと感じていたので、ア・フュー・グッドメンもその流れで手に取りました。

1980年後半以降、大物俳優と共演を続けているトム・クルーズは、「トップガン」での主演以降、「ハスラー2」ではポール・ニューマンと共演し、「レインマン」でダスティン・ホフマンと、「デイズ・オブ・サンダー」ではロバート・デュヴァルと共演をしており、本作品もジャック・ニコルソンと共演するという点で楽しみにして観ました。

あらすじ

グアンタナモ海兵隊基地で、一等兵が他の海兵隊員2人に襲われ、死亡する事件が発生するところからストーリーは始まります。ジョー・ギャロウェイ中佐の調査により、一等兵が襲われたのは、基地司令官ジェサップ大佐の頭越しに、転属を認めない限り何かを暴露すると脅されていたため、ジェサップが「コード・レッド」と呼ばれる合法ではない暴力的規律を命じたためだと上官に明かします。

ギャロウェイは2人の海兵隊員の弁護を担当することを望むが、彼女の上司はこのまま穏便に済ませたいと考え、彼女の依頼を却下し、法廷で裁判をしたことがなく、事件を嘆願することを好む海軍弁護士のダン・キャフィー中尉にこの事件を担当させることにします。

しかし、ギャロウェイは、このままではジェサップが殺人罪から逃れられてしまうことをキャフィーに警告し、キャフィーは彼らを弁護しようとするが、ジェサップが実際に命令を下したという証拠はない中で裁判に臨みます。



注目出演者

キャフィー役で主演するトム・クルーズに加え、ア・フュー・グッドメンには有名な俳優が数多く出演しています。

キャフィーが有罪を追求するジェセップ大佐は、ジャック・ニコルソンが務めました。

殺人罪で2人の海兵隊を起訴する弁護士ジャック・ロス大尉役にはケビン・ベーコン、基地での上官を務めるジョナサン・ケンドリック中尉役にはキーファー・サザーランド、事件が起きる部隊の隊員のカール・ハマカー伍長はキューバ・グッディング・ジュニアが務めました。
ここで紹介した出演者は皆アカデミー賞で受賞やノミネートされる俳優で、演技力の素晴らしいキャストとなっております。

感想

ア・フュー・グッドメンは必見の映画です。

多くの才能ある俳優が出演しているこの映画は、古典的な作品だと言えます。

トム・クルーズの演技は素晴らしいのですが、最大の見所は、法廷でトム・クルーズとジャック・ニコルソンが対峙するシーンです。
ジャック・ニコルソンの「You can’t handle the truth!(おまえは真実を受け入れられない!)」はアメリカではかなり有名なセリフで、アメリカの映画セリフランキングトップ100で29位に入っています。

総合点
82点



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