全米でのべ1億人以上が視聴し、世界200か国で放送されたゴシップガール（製作総指揮 ジョシュ・シュワルツ）のあらすじ・感想について紹介します。
作品の属性情報
マンハッタンのアッパーイーストサイドにある高校のセレブ高校生たちの生活を描いた女子ドラマです。主人公の高校生たちは自分たちの恋愛事情やスキャンダルに関して、謎の存在であるゴシップガールによってSMSテキストメッセージで世の中に発信され、振り回されます。
高校卒業後、ヤング・セレブとなった主人公たちは大学に進学したり、事業を始めたり、それぞれの将来に向けて歩み始めていきますが、卒業生となってもゴシップガールは主人公たちをかき回し、あらゆるスキャンダルを提供し続けます。
ゴシップガールは、2007年9月からアメリカのCW系列で始まったドラマで、2012年12月までの間に全6シーズン、121話が放送されました。
製作総指揮は、ジョシュ・シュワルツが務めており、人気青春ドラマ「The OC」やスパイアクションドラマ「CHUCK／チャック」を大ヒットさせた敏腕プロデューサーです。シュワルツは、ゴシップガールとCHUCK／チャックを同時期に指揮しており、両作品で彼はハリウッドにおいて敏腕プロデューサーの地位を確立させました。
視聴動機
ニューヨークでの生活スタイルに憧れを感じて、おしゃれなスポットやその生活の雰囲気を知りたくて見始めました。謎の存在であるゴシップガールがいったい誰なのかが気になるようなストーリー展開に引き込まれていきました。
ヤング・セレブのドラマで、ティーンエイジャー向けという部分もありますが、大人でもマンハッタンの街並みやファッション、おしゃれなライフスタイルを楽しむことができました。アメリカでは年齢にかかわらず、大人もはまるドラマとして大ブレイクしました。
あらすじ
ストーリーは、アッパーイーストサイドの10代のセリーナ・ヴァン・ダー・ウッドセンが謎の失踪から戻ってくるところからスタートします。また、ブルックリン出身の作家志望のダン・ハンフリーとも再会し、セリーナの恋愛相手となります。チャック・バスは、ダン・ハンフリーの敵役として登場しますが、セレーナの義理の兄弟となり、さらにダンとの確執が生まれていきます。
高校では、ブレア・ウォルドオフが女子高生たちを仕切り、学校の女王として君臨することに執着しておりましたが、セリーナが失踪から戻ってくるということで様々な事件が発生していきます。ブレア・ウォルドオフのボーイフレンドであるネイト・アーチボルドは、セレーナとはひそかに微妙な関係をもっていたことから、ストーリーは想定外な方向へと進んでいきます。
また主人公のセレブ高校生だけでなく、その親の間でも恋愛関係が発展していき、登場人物同士の関係がどのように発展していくのか目が離せなくなっていきます。
こういった高校生活を取り巻く、スキャンダラスなセレブ・ライフを丸裸にして、情報発信をするゴシップガールが登場人物の人生を狂わせ、視聴者を魅了させるドラマとなっております。
注目出演者
セレーナ役のブレイク・ライブリーは、ゴシップガールの出演により、おしゃれで美しいセレブとしてのポジションを確立し、様々なファッション雑誌の表紙を飾ったり、大ヒット映画に出演するようになりました。ブレア役のレイトン・ミースターもその後映画出演やドラマ出演を果たしており、さらには歌手としてアルバムも出しております。チャック役のエド・ウェストウィックや、ダン役のペン・バッジリーも映画主演を果たしており、ゴシップガールからブレイクしていったと言えます。
感想
ヤング・セレブの恋愛事情や彼らが抱える悩みなど、ドラマとして若いファンを引き込む要素が満載です。アッパーイーストサイドでの生活スタイルに憧れ、おしゃれな最新のファッションも目を惹くドラマです。
謎の存在であるゴシップガールが、実は登場人物の誰かなのではないかということを最後まで思わせながら進む展開がハマる要素ではないかと思いました。また、誰と誰の関係はどう発展していくのか、毎回楽しみにしながら観ることができるドラマです。
ちなみに2021年7月よりアメリカのHBOMaxにて、ゴシップガールのリブート版が放送されております。日本では、U-NEXTが2021年8月より配信を開始しました。キャストは全員入れ替わっておりますが、声のみの登場となっているゴシップガールは、引き続きあの女優だそうです。
総合点
85点
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