ノッティングヒルの恋人(監督 ロジャー・ミッシェル)のあらすじ・感想について

映画の評価・あらすじ・感想
Audience at the cinema wearing protective face masks and sitting on a distance while watching the movie.

「ノッティングヒルの恋人(監督 ロジャー・ミッシェル)」のあらすじ・感想について紹介します。

作品の属性情報

ノッティングヒルの恋人は、ロンドンのノッティングヒルを舞台とした有名なハリウッド女優と平凡な旅行書店の店主が偶然に知り合うところから始まるロマンティック・ストーリーです。

誰もが夢見るような女優との偶然の出会いから、恋への発展を描いています。




当作品は、ポリグラム・フィルムド・エンタテインメントによって1999年5月にアメリカとイギリスで配給されたイギリス映画です。
ジュリア・ロバーツとロマンティック・コメディのヒット作に多数主演しているヒュー・グラントが共演しております。

監督は、ロジャー・ミッシェルが務めていますが、彼にとってノッティングヒルの恋人は映画監督として3作品目にあたります。

主にコメディ映画を手掛けており、「恋とニュースのつくり方」「私が愛した大統領」などイギリスとハリウッドの作品を手掛けました。

視聴動機

ジュリア・ロバーツとヒュー・グラントの二人が共演するロマンティック・コメディが面白くないわけがないことが見るきっかけとなりました。

あらすじ

ノッティングヒルで働きながら暮らす旅行書店の店主、ウィリアム・サッカーは、生活費を稼ぐのがやっとの状態です。

そのため、世界一愚かな奴と言われている下宿人に家を一部貸し出しています。

ごく少数の親しい友人たちはいますが、彼らも仕事ではほとんど同じように成功しておらず、ウィリアムは離婚しており、彼女に去られ、恋愛の見込みもありません。

しかし、彼の書店に、世界で最も有名で魅力的なハリウッド女優であるアメリカ人のアンナ・スコットが入ってきたとき、彼の人生は一変します。

アンナとウィリアムは友人となり、二人の間にロマンスが生まれる可能性が出てきます。

しかし、二人の関係が最終段階に進む確率は、全く異なる世界に住むためかなり低いのですが、普通では考えられない展開が待ち受けています。



注目出演者

ウィリアム役を務めるヒュー・グラントはロマンティック・コメディで多数ヒット作に主演していることから「ロマンティック・コメディの帝王」と呼ばれております。

1995年に「フォー・ウェンディング」でゴールデングローブ賞のコメディ部門の主演男優賞を受賞し、国際的に名を知られるようになり、その後「ノッティングヒルの恋人」「ブリジット・ジョーンズの日記」をはじめ、多数のロマンティック・コメディに主演しております。

アンナ役のジュリア・ロバーツもロマンティック・コメディに多数出演しておりますが、「ノッティングヒルの恋人」に出演するまでは、様々なジャンルの映画に出演しており、ハリウッドではヒット作を連発しており、実際にハリウッドの大女優です。

そのジュリア・ロバーツはパパラッチに追われるアンナ役にぴったりで、ヒュー・グラントとのコンビはこの映画の見所となっております 。

感想

この映画は、力強い演技と新鮮な脚本、そして映画のルックスのおかげで、良い作品に仕上がっています。

大笑いするほど面白いわけではないが、それでもノッティングヒルの恋人は温かく魅力を感じる映画です。

脚本は新鮮で、時に面白く、時に洞察に富んでいます。

アンナが「私はただの女の子で、男の子の前に立って、彼に愛されるのを待っているの」と言う場面は、人によっては胸が痛むかもしれませんが、私にとっては、どんなに陳腐でも、アンナのキャラクターの弱い部分を示しています。

この映画は、社会的地位の不平等を軸にした愛を描いており、ウィリアムは成功していないけど自信過剰で、アンナはその正反対です。

撮影はすばらしく、演出も素晴らしいと思いました。ウィリアム役のヒュー・グラントが魅力的で、アンナ役のジュリア・ロバーツが実に明るく、2人の相性は抜群です。脇役の中では、スパイク役のリース・イファンズが非常に愉快な演技で際立っています。
音楽も素敵です。結末は予想通りではありますが、よくできた、とても魅力的な映画です。

総合点
88点



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