函館と言えばやっぱり100万ドルの夜景ですね!
夜景を楽しみに函館旅行に行く方も多いのではないでしょうか?
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンに三ツ星として掲載されている函館の100万ドルの夜景。
でも、函館の夜景が良いとされる場所を正確に知っている人は案外少ないです。
今回は函館100万ドルの夜景の正確な場所やアクセス方法,名前の由来を生粋の道民である筆者がご紹介します!
函館の100万ドルの夜景とはどこのこと?
いやいや函館でしょう?何を迷う必要が?
なんて軽く考えていちゃいけません。
実は皆さんがよく目にする夜景の写真、勘違いしている方が多いんです!
まずはこの写真。
函館の夜景と検索すると、必ずと言っていいほどこの景色が出てくるはずです。
ここは一体どこなんでしょう?
皆さん、ココだと思っていませんか?
実はこれ、大きな勘違い!
少し拡大してみましょう。
やっぱりココじゃないの?と思うかもしれません。
でも違うんです!
ではもっと拡大して……。
ココです!!お判りいただけるでしょうか!?
実は北海道は大きいんですよ!
こんなに小さな場所が、あんなに美しい景色を生み出してるんですね。
でもこれでは少しわかりにくいので、もっと拡大してみましょう。
これで分かりやすくなったかと思います。
矢印の左側にある函館山から、矢印に向かって見た景色があの写真なんです!
北海道は大きいですね!
函館夜景の日の由来について
函館夜景の日実行委員会、函館山の山頂から見える美しい夜景を観光資源とすることを考案しました。
そこで函館の夜景を全国にPRするため、8月13日を函館夜景の日と決めたのです。
夜景の「や」が8。
夜景の「けい」がK(キング)で13。
ちょっと無理があるのでは?と思ってしまう語呂合わせですが、一度聞いたら忘れられませんね。
「100万ドルの夜景」の由来とは?
ちなみに、なぜ100万ドルなのか、ご存じでしょうか?
「100万ドルの夜景」という言葉は1953年に生まれたと言われています。
そのころの日本は目覚ましい経済成長を遂げていました。
そしてすでに一般家庭にまで電灯が普及していたのです。
電力会社の幹部が六甲山から見た神戸の夜景の電灯数から電気代を計算し、ひと月の金額を出したそうです。
そこから「六甲山から見た神戸の夜景」で見ることが出来る電気は100万ドルということになったんですね。
神戸の夜景が「100万ドルの夜景」と言われ始めてから、きれいで価値のあるものを「100万ドルの〇〇〇」と呼ぶようになったと言われています。
函館の100万ドルの夜景が楽しめる場所とアクセス方法
函館の夜景が楽しめる代表的な場所と言えば、やはり函館山です。
函館山の山頂へのアクセス方法は、おおまかに5つあります。
HP:https://www.hakobura.jp/nightview/
函館山ロープウェイ
これが一番手っ取り早くてよく聞く方法ですね。
基本的には年中動いていますが、秋~冬頃に1~2か月ほど、点検のために運休します。
こちらはHPでご確認くださいね。
日没時刻前後には混雑することもありますので、時間に余裕をもって行動しましょう。
わずか3分という乗車時間ですが、遠ざかる街並みと近づいてくる山に圧倒されますよ!
登山バス・タクシー
こちらの方法は比較的安価で自由に動ける交通手段になります。
しかしハイシーズンには渋滞して動けなくなることも想定したほうが良いかと思います。
登山バスのほうは時期によって運行時間が異なったり、増便したりするので、HPをチェックしてみてくださいね。
なお、登山道が閉鎖される期間は運休となりますのでお気を付けください。
マイカー・レンタカー
時間を気にすることなく、自分の都合に合わせて行き来できる手段です。
しかし、混雑する時間帯は通行禁止になってしまうんです。
規制解除の時間を待って通行することになるので、そこで大渋滞が起きることも想定してください。
登山バス等と同じく、登山道が閉鎖される期間は通行止めとなります。
定期観光バス
函館市内6か所の宿泊施設から乗車できる観光バス。
予約が必要となりますが、夜景観賞だけではなく、函館市内を車窓から見学することもできるのでお勧めです。
ロープウェイとの併用がある場合もありますので、予約するときにご確認ください。
徒歩
山頂まで徒歩!?と思われるかもしれません。
しかし登山道はきれいに整備されていますし、そんなに難易度の高い登山ではありません。
もちろん登山靴や飲み物などの最低限の準備は必要ですが、ハイキングのようにお楽しみいただけます。
片道約1時間程度のハイキングになりますが、夜景を見た後は帰りだけロープウェイに乗るということも可能です。
なお、登山道は年中開いていますので、冬でも行けちゃいますよ!
夏は虫よけのため、薄くても長袖長ズボンがいいでしょう。
冬場は雪道になりますので、スノーブーツは必須です。
函館の夜景は上からだけじゃない!
函館山から見下ろす夜景は確かにとてもきれいです。
しかし、函館の夜景は何も上から見るためだけに存在しているわけではありません。
函館山以外でも夜景を楽しめる場所もあるんですよ!
金森赤レンガ倉庫
ベイエリアにある赤レンガが立ち並ぶ観光スポットです。
ショッピングモールなどが入っている複合施設になります。
日が落ちた後でライトアップされるので、赤レンガが美しく輝きます。
お買い物がてらに夜景を楽しむには最高の場所ですよ!
HP:https://hakodate-kanemori.com/
八幡坂
定番デートスポット、八幡坂です。
映画やCMなどに使われることも多いこちらの坂は、冬になるとライトアップされて綺麗なんです。
そしてこちらの坂、高台から海まで一本道!
高台からイルミネーションの間に視線を走らせると、遠くにキラキラした海を目にすることが出来ます。
とってもロマンチックなんですよ!
HP:https://www.hakobura.jp/db/db-view/2010/09/post-17.html
まとめ
函館山の100万ドルの夜景は、ぜひ一度見ていただきたい場所です。
一度でも見れば、きっとずっと心に残るはず!
北海道にお越しの際は、ぜひ一度函館に足を延ばしてみてくださいね!
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