城西国際大学観光学部が2022年4月に鴨川市から千葉東金キャンパスに移転

建設・開発計画関連情報

学校法人城西大学(東京都千代田区)が運営する城西国際大は、鴨川市の安房キャンパスの観光学部を2022年4月に千葉東金キャンパスに移転する計画を公式HPで明らかにしました。

城西国際大では、観光学部の移転について、”2022年の創立30周年を機に、総合大学としての強みを活かした教育をさらに充実させて参ります。と”公式HPで背移転の景を説明しています。

しかし、実際には大学の都心回帰の流れで遠隔地のキャンパスでは、学生の募集に支障が生じかねないという経営上の問題もあるようです。

移転される側の鴨川市は、2006年4月の城西国際大学安房キャンパス開設にあたり、土地を大学側に無償譲渡した経緯もあり、簡単に首を縦にふることは難しい状況です。




実際に移転が実施されると鴨川市内から約400人の学生が流出することになり、消費や賃貸等の不動産を含めた地域経済に大きな影響を与えそうです。

こうした状況を受け、事態を打開すべく鴨川市長や地域経済団体等が学校法人城西大学を訪ね、千葉東金キャンパスへの移転の再考を促すことを要請しています。

城西国際大は、公式HPで”7学部9学科を擁する総合大学として、より多層的な教育を展開するには、千葉東金キャンパス、東京紀尾井町キャンパス(東京都千代田区)、安房キャンパスと3つに分かれた拠点を再編し、文理の枠を超えた学部間交流を推進することが喫緊の課題であるとの認識に至りました。”と移転が決定事項のような説明をしています。

鴨川市が安房キャンパスの存続を要請したところで、決定がくつがえることは難しいようです。

★城西国際大学安房キャンパス 概要

〒299-2862
千葉県鴨川市太海1717




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