昨日も22に時寝たので僕の人生は無敵です~明日が変わる大人の早起き術~(井上皓史著)を読んだ感想やあらすじを紹介します。
本の属性情報(著者・出版社・出版日)
著者 :井上皓史
出版社:小学館
出版日:2020年3月27日
購入動機(なぜこの本を買ったのか?きっかけ等)
私は今までに早起きのメリットについての本を何冊か読みました。そして実際に早起きを実践しようと思い、
大音量の目覚まし時計を購入して早起きを試みましたが長くは続きませんでした。すぐに2度寝をしてしまうのです。
そんな早起きを続けることができない悩みを解決してくれそうだと感じ購入しました。
概要
はじめに
皆さんは「いつも時間に追われていて忙しくて余裕がない。
しかし、本当は仕事やプライベートでより充実した日々を送りたい。」と思ったことはありませんか。
そのためには早起きをして朝型の人間にならなければなりません。
「そんなこと皆知っているけど、その肝心の早起きが出来ないのだ。」と思われた方も多いと思います。
その早起きが誰にでもできるように、コツや裏技を紹介していただける本となっております。
早起きのメリット
まずは早起きのメリットについて5点程紹介します。
1.仕事の効率が上がります。
起床してからすぐは疲れがないため、頭も体もスッキリおり効率よく仕事ができます。
更に早起きして早く出社すれば、誰にも邪魔されずに集中して仕事ができるのです。
2.他者からの評価が上がります。
早起きして早めに出社すれば、集中して仕事を終わらせることができます。
皆が出社してくるころには仕事をある程度終えているので、他者から一目置かれる存在になることができるでしょう。
3.平日にも自分の時間を確保しましょう。
今まで通りの生活では、朝起きて仕事に行き、帰ってきて何かしようとしても疲れていてやる気が起きないといったことが多いはずです。
しかし、早起きして出社までの時間を確保し自己投資に使えば、朝は疲れておらず頭も体もスッキリした状態のため自分のやりたいことに集中して取り組むことができます。
4.お金が貯まります。
早起きをするためには、ある程度夜の付き合いを制限しなければならないのでお金が自然と貯まるようになります。
5.心が健康になります。
早起きして日光を浴びる時間を確保すると、脳がセロトニンと呼ばれる物質を生み出します。
そのセロトニンという物質が心を安定させてくれるのです。
早起きの方法
ここで紹介したメリット以外にも、早起きには数多くのメリットはあります。
その効果を引き出すには、やはり早起きを継続することが大切です。そのための誰にでもできる早起きの方法を5点紹介していきます。
1.朝と夜の時間割を作成しましょう。
手順としては、まず現在の自分の1日の生活を円グラフなどにして0時から24時まで書き出してみましょう。
その中の夜に行っているもので朝に行えるものは全て朝にシフトし、早起きをした生活のものに書き換えていきましょう。
このように「見える化」をして行動をなるべく朝へシフトしていきましょう。
2.「5時起床」と「朝の2時間(=ゴールデンタイム)を確保」を行いましょう。
5時よりも早く起きると就寝時刻を相当早めたりしない限り良質な睡眠をとれなくなり昼間の眠気を招いてしまいます。
確保する時間も1時間と2時間では得られるものが違うため、可能な限り2時間確保するようにしましょう。
3.「5時起床」するために自分に適切な睡眠時間を把握し就寝時刻を固定しましょう。
人によってそれぞれ適切な睡眠時間は違います。
自分に合った睡眠時間を調べるため、朝5時に起床することは固定して就寝時刻を変更しながら、何時に寝るとスッキリ起きることができて、昼間に眠くならないか確認しましょう。
そこから就寝時刻が分かれば、その時刻に就寝することを頑張りましょう。
本書のタイトルになっている通り、ここが1番のポイントとなっており起床時刻に起きることを頑張るよりも、就寝時刻に寝ることを頑張らないといけないのです。
そして就寝時刻を固定するための秘訣として夜のルーティーンをつくりましょう。
帰社してから寝るまでにダラダラとSNSの閲覧をしているとあっという間に時間は過ぎてしまうので就寝時刻を固定できない原因となるからです。
4.「朝2時間(=ゴールデンタイム)を確保」するために朝ルーティーンをつくりましょう。
著者おススメの朝ルーティーンは「起床→シャワー→朝ごはん→歯磨き→着替え」だそうです。
このルーティーンを30~40分でこなし後に自分の自由な2時間(=ゴールデンタイム)に充てていくそうです。
自分なりにアレンジしてみながら、ルーティーン化することで円滑に行動でき、2時間(=ゴールデンタイム)の確保につながっていくでしょう。
5.早起きの目的や楽しみを明確にしましょう。
やっと早起きが出来るようになっても、続かない人がいます。
目的を明確せず早起きだけできても、朝の2時間(=ゴールデンタイム)にSNSを見てダラダラ過ごしてしまい、早起きの意味がなくなってしまいます。
目的が明確になっても早起きできない人は、朝に行う楽しみを見つけて早起きを続けていくと良いでしょう。
感想
本書を読んでまず早起きのメリットを再確認することができました。
そして1番の課題であった早起きの方法については、「1日時間時間割の作成」「夜のルーティーンの作成」「朝のルーティーンの作成」をすぐに行いました。
私自身が思っているほど24時間は長くなく、むしろ短いのだということを思い知らされました。
そのおかげで時間をダラダラ過ごすことの危機感を感じました。
実際の効果については、ルーティーン化することにより余計なことに頭を使わずに、ゴールデンタイムに集中して時間を使う事ができるようになりました。
そして驚きだったのが5時に起きることを頑張るのではなくて、何時に寝るかを頑張るということです。
よくよく考えてみれば当然のことですが、「5時に起きるためには」とばかり考えていたため、
私自身も22時に寝ることを実践するようになってからは本当に5時に起きることができています。
本書は早起きで人生を変えた人たちのことも執筆してあるため、モチベーションアップにもつながる1冊となっているので、是非読んでみることをおススメします。
総合点(100点満点)
95点
コメント