琉球大学医学部・附属病院は、2016年3月に策定した基本構想の具体化・実現化を目指すため、移転先の病院・キャンパスの
主要機能や部署別機能等、施設整備を中心とした基本計画を策定しました。
琉球大学医学部・附属病院の移転計画地は、2015年3月に在日米軍より返還されたキャンプ瑞慶覧の一部の「西普天間住宅地区」内の国際医療拠点ゾーンとなっています。
移転計画地は、現在の琉球大学上原キャンパスから北方向へ約5.5kmの地点にあります。
琉球大学医学部・附属病院 移転スケジュール
2019年度
土地区画整理事業工事着手（道路・インフラ整備・造成工事等）
2020年度～2024年度
建設工事着工・竣工
2024年度
医学部・附属病院移転準備
2024年度末
医学部・附属病院移転完了
移転後の新病院の病床数としては、救急医療機能の強化をめざし、救急専用病床の増床を行うため、６２０床（一般570床、結核4床、感染6床、精神40床）になる予定。
計画による琉球大学新病院の施設概要は以下の通りです。
琉球大学医学部・附属新病院 施設概要
建物名称
琉球大学病院
場所
宜野湾市字新城大道原 443-1 他（沖縄健康医療拠点ゾーン内）
規 模
鉄骨鉄筋コンクリート造 地上 14 階
延床面積
69,751 ㎡
工事期間
令和 3 年 3 月下旬～令和 6 年 6 月 28 日予定
所在地
沖縄県宜野湾市字新城大道原 443-1 他
敷地面積
155,110.40 ㎡
階数･構造
地上 14 階 塔屋 2 階 鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、基礎免震構造
建築面積
10,533.29 ㎡ （建蔽率 6.79%）
延床面積
69,751.54 ㎡
病床数
620 床 （一般病棟（ICU、E-ICU、E-HCU、NICU、GCU、周産母子センター、含む）570 床
精神科神経科病棟 40 床、第一種感染病床 2 床、第二種感染病床 4 床、結核病床 4 床）
計画外来患者数
1,000 人
診療科
内科 (３)、外科 (２)、脳神経外科、整形外科、形成外科、産科婦人科、小児科、皮膚科、
腎泌尿器外科、耳鼻咽喉科、眼科、精神神経科、放射線科、麻酔科、歯科口腔外科、
病理診断科、救急科、リハビリテーション科
フロア構成
1 階：放射線診断（MRI）、核医学･PET 検査、放射線治療、高気圧治療、霊安、剖検、薬剤、給食、SPD※、備蓄倉庫
2 階：エントランス、高度救命救急･災害医療センター、第一種感染病床、血液浄化療法、血管造影、放射線診断、光学医療
3 階：総合受付･投薬窓口、患者支援センター、外来、生理検査、採血採尿、カフェ、郵便局、患者サロン
4 階：外来、がんセンター、化学療法、リハビリテーション、コンビニ、理美容
5 階：手術部、ICU、周産母子センター
6 階：病理検査、中央材料、他管理部門
7 階：管理部門、精神科神経科病棟
8 ～ 13 階：一般病棟
14 階：電気・機械室
PH 階：ヘリポート
開院予定
2024年度末
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