荒尾市民病院が隣接地に(仮称)荒尾市立有明医療センターを2023年に新規開院予定

建設・開発計画関連情報

荒尾市民病院は、病院施設の老朽化等を理由に建て替え・新病院の建設の検討を進め、これまで建設地として荒尾競馬場跡地、野外音楽堂周辺が候補とされてきました。

しかし、プロジェクトチームにおける検討などを踏まえ、

①将来にわたる市民や患者の皆様の利便性
荒尾駅周辺と緑ケ丘地区周辺の2核のまちの中間に位置し、市内全域や国道208号、国道389号、将来は有明海沿岸道路からもアクセスが良好。

②医療環境の変化に対応する拡張性
敷地面積が約4ha と、医療施設の増設や将来の建替えも十分可能な広い敷地。

③建設計画における法令手続きの容易性
都市計画の変更などの困難な手続きはなく、通常行う法令手続き等のみで、新病院の開院が確実に見込める

上記3つの理由から、「市民病院敷地とその隣接地」に建設することを決定、2021年4月に着工しています。

建設計画スケジュールによれば、新病院は、(仮称)荒尾市立有明医療センターとして2023年に新規開院予定となっています。



(仮称)荒尾市立有明医療センター 概要

・名称 (仮称)荒尾市立有明医療センター

・病床数 274床 (一般210床、回復期42床、HCU12床、救急10床)

・建築面積 8,935.85㎡

延床面積 26,203.87㎡(内 新病院棟 22,045㎡)

・構造・階数
新病院棟:鉄筋コンクリート造・免震
(地下1階・地上5階・屋上機械室・ヘリポート)

医療ガス供給棟:鉄筋コンクリート造
(地上1階)

既存救急棟:鉄筋コンクリート造
(地下1階・地上3階、塔屋1階)

既存放射線治療センター:鉄筋コンクリート造
(地上1階)

・工事名称
荒尾市民病院新病院建設工事

・場所
熊本県荒尾市荒尾2600番地

・工事期間
2021年4月1日~2024年11月30日
 新病院建設完了予定 2023年08月

・開院予定
2023年

・建 築 主
荒尾市民病院
医療コンサルタント
シップヘルスケアリサーチ&コンサルティング株式会社
コンストラクション・マネジメント
日建設計コンストラクション・マネジメント株式会社

・設計/監理
株式会社石本建築事務所

・施 工 者
安藤・間・吉村 建設工事共同企業体

・概算事業費
総事業費 :約147億円
設計・管理費:約3.5億円

用地補償費:約4.5億円

工事費:約120億円

医療機器購入費:約19億円



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