藤井聡太八段が棋聖・王位とたて続けてにタイトルを2つ獲得、2冠となったことで2020年の獲得賞金がいくら位なのか興味を持つ人も少なくないようです。
そこで、アマ三段の強豪?が各タイトルの賞金額やトーナメントでの対局料等を基に藤井聡太2冠の2020年の獲得賞金を推測しました。
藤井聡太2冠の2020年の獲得賞金を推測するにあたり、まず前年までの獲得賞金額を把握する必要があります。
日本将棋連盟が公表による藤井聡太2冠の2019年、2018年の獲得賞金は以下の通りです。
2018年~2019年の藤井聡太 七段(当時)の獲得賞金
2019年 2,108万
2018年 2,031万
藤井聡太2冠は、上記のようにタイトルを獲得していない2018年と2019年の2年にわたり獲得賞金が2000万を超えています。
これは、賞金額が750万円と大きい朝日杯将棋オープントーナメントに2年連続で優勝したことによるものと思われます。
また、やはり賞金額が大きい竜王戦のランキング戦に2年連続して優勝していますので
藤井2冠は、2018年と2019年の2年間、朝日杯と竜王戦だけで1000万前後の賞金を獲得したと推測できます。
さて、藤井聡太2冠の2020年の獲得賞金ですが、上記の2018年~2019年に比べての2020年のプラス・マイナス要因をまず考えてみました。
藤井2冠の獲得賞金額考察(18年~19年に比べての2020年のプラス・マイナス要因)
★プラス要因
・棋聖位獲得(賞金額 推定約700万円)
・王位獲得(賞金額 推定約1000万円)
・竜王戦3組優勝(賞金額 261万円)
・竜王戦決勝トーナメント1回戦対局料 78万
★マイナス要因
朝日杯将棋オープントーナメント準決勝敗退
朝日杯将棋オープン戦の優勝金額は750万円ですので
準決勝敗退これが200万くらいに減少したものと推測されます。
藤井聡太2冠の2020年の獲得賞金はいくら?
藤井聡太2冠の2020年の獲得賞金には、上記の棋戦での賞金に加えて、順位戦での対局料を兼ねた基本給が加わります。
藤井2冠が所属するB2級は月額約40万と推定されています。
以上から藤井聡太2冠の2020年の獲得賞金は、
棋聖位賞金 約700万円
王位賞金 約1000万円
竜王戦3組優勝賞金 261万円
竜王戦決勝トーナメント1回戦対局料 78万
順位戦対局料 約480万
その他棋戦対局料 約300万
を合算して約2,800万と推定されます。
獲得賞金には含まれませんが、藤井聡太2冠関連の雑誌、本が多数、出版されましたので副収入的な名目での金銭的な報酬もかなり生じるものと思われます。
ですので、高校生にして高額所得者となることは間違いないでしょう。
ご両親や周囲の希望により、藤井2冠は、高校生まではCM出演を禁じています。
来年は、高校を卒業、CM解禁となりますので2021年以降は、獲得賞金よりCM収入等の副収入が上回る可能性が高いです。
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