藤沢里菜女流名人のランキングや年収・性格・かわいい【画像】を囲碁ファンがわかりやすく紹介

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藤沢里菜女流名人のランキングや年収・性格・かわいい【画像】を囲碁ファンがわかりやすく紹介

藤沢里菜さんは、囲碁の女流棋士の中で最も強く、人気のある棋士です。

2022年6月現在、女流本因坊、女流名人、女流立葵杯、扇興杯の４つのタイトルを保持しています。

以下、藤沢里菜女流名人の囲碁経歴について述べていきたいと思います。



藤沢里菜女流名人の囲碁経歴

　藤沢さんは、多くの一流棋士がそうであるように、幼いころから囲碁を始めました。

6歳の時に兄がしているのを見て囲碁を始め、7歳のとき、子供たちのための囲碁道場を主催していた洪清泉四段の道場に入門しました。

そして、小学1年生から3年連続で、小中学校全国囲碁大会団体戦で優勝しています。

小中学校時代は、学校に通う以外は、1日中囲碁をするという生活を送っていました。

藤沢さんの父親はプロ棋士の藤沢一就八段で、祖父の藤沢秀行名誉棋聖は、棋聖戦を6連覇した、昭和を代表する棋士の一人です。

藤沢里菜女流名人は、祖父の藤沢秀行名誉棋聖門下です。

2010年、11歳6か月で、女流棋士特別採用試験に合格し、プロ入りを果たしました。

これは当時の史上最年少記録となっています。

のちにこの記録は、仲邑菫二段に破られました。

藤沢里菜女流名人の性格

囲碁道場の洪四段は、「彼女は明るく誰からも好かれる性格で、いろいろな人に教えてもらっていました。」と語っています。

また、親友の新井初段は、「彼女は碁が生活の中心で、いつも真面目に一生懸命努力していました。性格が良くて誰にでも好かれていました。」と話しています。




藤沢里菜女流名人は、アイドルのようなかわいいルックスも相まって、最も人気のある棋士の一人です。

藤沢里菜女流名人のかわいい画像

プロ入り後の成績

2014年　　　　
第1回会津中央病院杯で、奥田あや三段を破り初タイトルを獲得。

第33期女流本因坊戦で、向井千瑛女流本因坊を破りタイトル獲得。

2016年　　　　
第35期女流本因坊戦で謝依旻女流本因坊を破りタイトル獲得。

第2回イベロジャパン杯で優勝

2017年　　　　
第29期女流名人戦で、謝依旻女流名人を破りタイトル獲得。

第4回会津中央病院女流立葵杯で優勝

第2回扇興杯女流囲碁最強戦で優勝して、女流4冠を達成。

2018年　　　　
第30期女流名人戦で矢代久美子六段を破りタイトル防衛。

第5期女流立葵杯で謝依旻女流本因坊を破りタイトル防衛。

第37期女流本因坊戦で謝依旻女流本因坊を破りタイトル獲得。　　

2019年　　　　
第31期女流名人戦で謝依旻六段を破りタイトル防衛。

第6期女流立葵戦で上野愛咲美女流棋聖を破りタイトル防衛。
　　　　　　　　
第4回扇興杯女流囲碁最強戦で優勝。

2020年　　　　
第7期女流立葵杯で鈴木歩女流棋聖を破りタイトル防衛。

第15回広島・アルミ杯若鯉戦で優勝

第39期女流本因坊戦で上野愛咲美女流本因坊を破りタイトル奪取

2021年　　　　
第32期博多・カマチ杯女流名人戦で上野愛咲美女流棋聖を破りタイトル防衛。

第8期女流立葵杯で上野愛咲美女流棋聖を破りタイトル防衛

第6回扇興杯女流最強戦で優勝

第40期女流本因坊戦で星合志保三段を破りタイトルを防衛。

2022年　　　　　
第33期博多・カマチ杯女流名人戦で、仲邑菫二段を破りタイトル防衛。





男性棋士との対戦成績

2010年　　
プロ入り初の公式戦は、第20期竜星戦予選Ｂで、堀本満成二段に中押し負け。
　　　　　　
プロ入り2戦目は、第36期棋聖戦予選Cで、神田英九段と対戦し、中押し勝ち。

2013年　　　
第69期本因坊戦予選Aで鈴木伸二若鯉杯に勝ち、決勝進出。
予選A決勝で依田紀基九段に敗退。

第8回若鯉戦で、同期の平田晋也三段に勝ち準決勝まで進みましたが、
準決勝で一力遼三段に敗退。

2014年　　　
第9回若鯉戦で準決勝まで進みましたが、本木克弥三段に敗退。

2016年　　　
非公式戦の若手棋戦である第2回イベロジャパン杯で、許家元二段や芝野虎丸三段など　の現在一流の棋士たちを破り優勝。

2017年　　　
第48期棋聖戦において、自身初の七大タイトル本戦進出。

2018年　　　
第27期竜星戦の1回戦で、平成四天王の一人、高尾紳路九段に勝利しベスト８に進出。
高尾紳路九段は、獲得タイトル数が15個で、現在もトップ棋士の一人です。

2回戦では今村善彰九段に敗退。
　
2019年　　　　
第45期天元戦本戦1回戦で高橋真澄三段に中押し勝ち。

第45期名人戦最終予選で志田達也八段、中野泰宏九段に勝利し決勝に進出。

リーグ戦入りをかけた一戦で、一力遼八段に敗退し、リーグ入りはなりませんでした。

2020年　　　　
第15回広島アルミ杯若鯉戦の決勝で孫七段を破り優勝。

2021年　　　　
男女混合棋戦の大和ハウス杯第60期十段戦で、女流棋士史上2人目となる本戦出場
を決め、ベスト8に進出。

2022年　　　　
第48期天元戦で、本戦進出。

1回戦で超治勲名誉名人、2回戦で張豊猷八段を破りベスト8に進出。



藤沢里菜女流名人が更新した記録

2010年　　　　　
11歳6か月でプロ入りして初段となりましたが、これは男女含めての史上最年少記録でした。

ただ、2019年、仲邑菫さんが10歳でプロ入りして最年少記録を更新しています。
　　　　　　　　
プロ入り後の公式戦第2戦の第36期棋聖戦予選Cで、神田英九段に勝利し、女流棋士最年少記録を更新。

2014年　　　　　
若手棋戦である第15回若鯉戦で優勝し、男女混合棋戦での女流棋士史上初の快挙。

第1回会津中央病院杯で、15歳9か月で優勝し、女流棋戦最年少記録を作りました。

第33期女流本因坊戦で向井千瑛女流本因坊に勝利し、優勝、16歳1か月での優勝は史上最年少でした。

2018年　　　　　　
公式戦で年間43勝して、これまでの女流棋士の記録である小林泉美六段の41勝を更新して、最多勝の記録を作りました。

第44期碁聖戦と第45期天元戦で、それぞれ予選を突破して本戦に進みました。
同じ年に7大タイトルの2つの棋戦での本戦入りは史上初。

第27期竜星戦では、1回戦で高尾紳路九段に勝利しベスト８に進みました。
女流棋士の竜星戦ベスト8進出は、当時、史上初。

2019年　　　　　　
第45期天元戦本戦1回戦で高橋真澄三段に中押し勝ち。

天元戦は7大タイトルの一つで、女流棋士として史上初めて7大タイトルの本戦で勝利。

2020年　　　　　　　
第15回広島アルミ杯若鯉戦で、孫七段を決勝で破り優勝しました。

男女混合の囲碁公式戦において、女流棋士の優勝は史上初。

2021年　　　　　　　
大和ハウス杯第60期十段戦でベスト8まで進みました。

十段戦は七大タイトルの一つで、女流棋士が七大タイトル戦でベスト8まで進んだのは史上初。



国内ランキングと年収

2022年5月までに行われた対局結果を反映している囲碁棋士国内ランキングで、藤沢里菜女流名人は23位となっています。

もちろん女流棋士の中では第1位です。

ほかには、上野愛咲美女流棋聖が35位となっています。

ちなみに1位は若手棋士の一力遼棋聖で2位は井山裕太本因坊、3位は許家元十段となっています。

2021年度の囲碁棋士の賞金ランキングでは、藤沢里菜女流名人は、およそ3,200万円で第5位。

まとめ

　藤沢里菜五段は、2022年6月現在、女流本因坊、女流名人、女流立葵杯、扇興杯という4つのタイトルを持っています。
文字どおり女流棋士の中の第一人者です。

男女含めての一般棋戦でも上位に進んでおり、いつビッグタイトルを獲得してもおかしくないと思われます。

性格は明るくほがらかで誰からも好かれるタイプのようです。

アイドルのようなかわいいルックスも相まって、最も人気のある棋士の一人です。

テレビ番組では「名探偵コナン」が大好きだそうです。

対局での終盤での読みの深さとコナン君の推理と相通ずるものがあるのかもしれません。

今後、七大タイトルのどれかを女流棋士で史上初めて獲得するのも遠くないことでしょう。
　


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