西山朋佳女流・身長や彼氏・藤井3冠との対戦成績についてアマ三段の強豪?がわかりやすく説明!!

将棋に関する情報

女性棋士・西山朋佳さんは、2021年3月に男性棋士も含めたプロ養成機関の奨励会を退会。
2021年に女流棋士に専念してから、これまで以上に大活躍。

女流棋界最強の座である初代白玲のタイトルにあと一歩に迫っています。

今回は西山朋佳女流のプロフィールや、学歴や実績、
彼氏の存在や藤井3冠との対戦成績についてアマ三段の強豪?の筆者がわかりやすく説明します。

まずは西山朋佳さんのプロフィールをまとめていきます。



西山朋佳女流のプロフィール

名前:西山朋佳(にしやまともか)
生年月日・年齢:1995年6月27日・27歳(2021年9月現在)
出身地:大阪府大阪狭山市
血液型:未公表
身長:推定172cm
趣味:パフェ巡り
家族構成:父・母・姉(西山静佳 関西棋院囲碁初段)
※西山姉妹あまり似ていないようです。

キャッチフレーズ:「豪腕」

学歴や実績は?師匠は誰なのか?

西山朋佳さんの学歴や将棋での実績、師匠は誰なのか?について解説していきます。

学歴

西山朋佳さんは「慶應義塾大学環境情報学部」に在学しています。
将棋以外のことも勉強したいと思い、
入学しましたが途中から将棋に専念したいとのことで2015年9月から休学しています。

その後卒業したのかは明らかになっていません。

高校は、「大阪学芸高等学校」を卒業しています。

大阪学芸高等学校は、多数の著名人が卒業されたと言われており、
同じ将棋女流棋士の石本さくらさんなどが卒業生にあたります。

また、同じ大阪府大阪狭山市出身のトップ女流棋士としては、室谷由紀女流三段がいます。
このお二人は盤上では戦いますが、同郷ということで仲が良いそうです。

師匠は誰なのか

西山朋佳さんの師匠は「伊藤博文七段」です。
伊藤博文さんは1960年2月8日生まれの将棋棋士です。

24歳の頃にプロ入りを果たしていますが、2020年5月26日、60歳のとき現役を引退しています。

経歴

西山朋佳さんは、お父さんとお姉さんの影響で将棋を始め、
5歳の時に将棋教室に通うようになりました。

2009年に全国中学生選抜将棋選手権大会女子の部で優勝します。

ちなみにお姉さんの静佳さんは、その後、囲碁に打ち込み、プロの囲碁棋士になっています。

その翌年2010年に、関西奨励会(日本将棋連盟のプロ棋士養成機関)に入会(6級)します。
一般に奨励会に入会するには、アマチュア5段くらいの棋力が必要とされています。

その4年後、2014年に現行制度で女性として2人目で、
最年少の18歳7ヶ月で奨励会初段に昇段します。

その後も同様に、二段、三段も女性として2人目となる早さ年齢で昇段しました。

三段リーグは、プロと看做される四段の一歩手前ということで
別枠で三段位の奨励会員だけで半年を期限に総当たりでリーグ戦を行い、
上位2名がプロに成れるというプロ棋士への最終関門のような位置づけになっています。

また、出身の大阪狭山市の観光大使に2021年に就任しています。

あの藤井3冠に奨励会時代に2連勝

あの藤井3冠は、プロ予備軍である2016年の第59回3段リーグを1期だけで通過、
中学生のまま、最終局に見事に勝利。

あの”ひふみん”の不滅といわれた記録を破り、史上最年少でプロ棋士になりました。

実はその最終局の対戦相手が西山朋佳さんだったのです。

それまで西山さんと藤井3冠は、2度対戦。
2度とも西山さんが勝利していました。

藤井聡太3冠と互角以上に戦えていたという強さは、西山さんの将棋の特長
とされる「剛腕」に相応しい棋力です。

西山朋佳さんは、三段リーグで勝ち越しの成績を
挙げたことのある唯一の女性となっています。

そして2021年4月1日に奨励会の年齢制限26歳を前にして、
奨励会を退会し女流棋士に専念することになりました。

この時は、女性初のプロ将棋棋士に最も近い位置にいた西山さんが
男性棋士との同じ規定によるプロへの道を断念したということで大きく報じられました。

西山朋佳さんは奨励会規定の「奨励会2級以上で退会の場合は、
退会時の段級位でそのまま女流棋士の資格を得る」により、
奨励会で三段だったことで、2021年4月1日付けで女流三段になりました。

しかし、西山さんには、まだプロ棋士になれる道は残されています。
具体的には、下記のプロ編入試験という仕組みです。



西山女流がプロ棋士になるための方法・プロ編入試験とは

プロ棋士になるためには編入試験を突破する必要があります。

その受験資格は、「現在のプロ公式戦において、最も良いところから見て10勝以上、
なおかつ6割5分以上の成績を収めたアマチュア・女流棋士の希望者」、
「四段以上の正会員の推薦のある者」となっています。

西山朋佳さんは現在でも男性棋士に勝つことは多いですので、
これから先、受験資格を得る可能性は高いです。


試験内容は、
・持ち3時間による棋士との5番勝負(試験官は新四段5名を棋士番号順に選出)
・1局目に振り駒、以下5局まで先後交代
・5対中3勝で合格、フリークラスへの編入資格を得る

是非、西山朋佳さんには女流ではない女性初のプロ棋士として活躍して欲しいです!

西山朋佳さんの女流将棋界での実績

西山朋佳さんは、女流将棋では既に第一人者となっています。

ただ、奨励会在籍時は規定により、女王・女流王座・女流王将の各棋戦のみ
参加が認められていましたので、女流名人戦等の主要なタイトル戦には無縁でした。

でも、参加した女王・女流王座・女流王将の各棋戦ではいずれも
タイトルを獲得し、女流3冠となっています。

西山朋佳さんのタイトル獲得・受賞歴

西山朋佳さんは現在7つある女流タイトルのうち、

奨励会の会員で挑戦が可能な3つすべてとなる
「女王・女流王座・女流王将」を合計8期獲得しています

◎獲得タイトル:8期
・女王4期(第11期:2018年度~14期)
・女流王座2期(第9期:2019年度~10期)
・女流王将2期(第41期:2019年度~42期)

西山朋佳さんの強さの秘密

西山朋佳さんの強さは「豪快な攻め将棋」にあります。

中飛車・三間飛車を好む振り飛車党です。

積極的に自分から攻撃を取り、駒がどんどん前に進み、
そして斬り合いを恐れることのない見ててワクワクするような将棋です。

筆者は長年、プロ将棋をみていますが、男性棋士だと鈴木大介九段の
全盛期の将棋内容・棋風に似ていると思います。

一度、攻めがつぼにはまると、あっという間に優勢に立ち、そのまま
押し切るというような攻撃型の将棋です。



彼氏の存在は?結婚は?

スタイル抜群で可愛いと評判の西山朋佳さんの恋愛事情についてまとめていきます。

西山朋佳さんの恋愛事情を調べてみましたが、彼氏の存在はいないようです。

もちろん結婚はされていません。

週刊誌やネットにも取り上げられていないことから、今は将棋一筋なのかもしれませんね。

西山朋佳さんのルックスや、趣味がパフェ巡りと女の子らしい一面があることから、
彼氏はいてもおかしくないですが、まだお若いので結婚もこれから考えるのではないでしょうか。

人柄・エピソード

西山朋佳さんの人柄やエピソードを紹介していきます。

本当は将棋をやりたくなかった?

西山朋佳さんは小学1年生のときに、父親と姉の影響で将棋を始めたそうです。

当時、出身の大阪では将棋が盛んで将棋教室に通うようになりました。

ですが、自分から毎日将棋をやっていたわけではなく、
母に大会を勧められても「嫌だ!」と言っていました。

そんな中、近くで将棋教室が始められ、親に「送り迎えをするから行ってみない?」
と言われたことがきっかけで将棋に対する情熱が戻ったそうです。

順位戦の記録係で「もう帰る!」

初めて記録を取ったのは高校1年生のときで、
持ち時間が6時間と長時間の記録係に苦戦したとのエピソードがあります。

ある日、持ち時間が5時間の竜王戦の対局で、
フルに持ち時間を使って持将棋になった日がありました。

指し直し局も千日手になりそうで、体調も悪かったそうで、
心の中で号泣しながら記録係をやっていたそうです。

結局、すべて終わったのは夜中の3時過ぎになり、
初回の記録だからミスが多く、8枚ぐらい書き直したりをしてとてもしんどかったとか。

途中、車の母に連絡しに行ったときは「もう帰る!」とごねたりしたと西山さんは話しています。

オフにはパフェ巡り

スイーツが大好きな西山朋佳さん。オフにはパフェ巡りをし、

ネットで調べて色々なお店に行っては「いちばん人気のものをください」と注文していたとか。

毎月違うパフェを楽しんでいたそうです。

また、友達と食事やカラオケ、映画鑑賞などしっかりとオフを楽しんでいます。




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