見くびると見下すの違いとは?その事例や背景をわかりやすく説明

見くびると見下すも相手を馬鹿にすることでは共通する部分がありますが、その馬鹿にする背景と対象が異なるのです。

具体的には以下のようになります。


■見くびるとは?その意味と背景

見くびるには、”相手が相応の実力があるのに関わらず、実力を低く評価して、自分の対応もいい加減にする”という意味があります。

よくサッカーの国際試合で日本代表が強豪のブラジル等の国と対戦したときに、解説者がよく”ブラジルはまだ本気出していませんね”と口にすることがよくあります。

これは、ブラジルが日本代表の実力を”見くびっているため”、手を抜いてプレイ(いい加減にする)からです。

このような背景から、特にスポーツでは、”相手を見くびると痛い目にあう”と言い方を日常的に使っています。

見くびるは、スポーツや仕事のように相手の技術や力量がはっきりと問われるような場合によく使われます。

■見下すとは?その意味と背景

見下すには、”自分の実力が相手より上と考え、軽くみる”という意味があります。

また、見下す対象としては”育ち”とか”学歴”のようなものも含まれます。

”○○大出のあなたにはわからないだろうけど”、”あの人は育ちが悪いから、こんな良い店知っているわけないわよ”というような言い方が典型的な”見下す”表現です。

要するに上から目線で話すという時点で、相手を”見下す”ことをしていることになります。

■見くびると見下すの違い まとめ

・見くびる
相手の実力を読み違えたりすることで低く評価し馬鹿にするという意味

・見下す
相手の実力だけでなく家柄、学歴といったものまでを対象に”自分のほうが上”と判断した上で馬鹿にするという意味


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