断捨離したぬいぐるみや人形の捨て方を初心者にも分かりやすく説明しています。
ぬいぐるみの断捨離の仕分け方や手順、ぬいぐるみを断捨離して得られる効果などを詳しく説明しています。
ぬいぐるみや人形は捨てにくい理由とは?人形供養は必要か?
私たちを癒してくれるぬいぐるみや人形は、単なる「物」ではなく、魂が宿っているような独特の存在感があります。
捨てるのが可哀想・捨てたら呪われてしまうのではないか?と、ぬいぐるみや人形に対して後ろめたい気持ちや不安感を抱いてしまう人が多いようです。
そのような場合、人形供養は必要なのでしょうか?
もともと供養とは、死者の霊にお供物をして死者の冥福を祈るものです。
生き物ではない「物」への供養を物供養といい、物供養の中でもぬいぐるみや人形に向けたものが人形供養と言われています。
人形供養には二つの意味合いがあります。
一つ目は、子供の成長祈願のお礼として寺院や神社に奉納して、神仏に見守ってもらうために行われるものです。
二つ目は、人をたぶらかすといわれる付喪神(つくもがみ)がぬいぐるいみや人形に宿る前に寺院や神社に引き取ってもらうために行われるものです。
人形供養をしてくれる寺院や神社は全国各地にあり、郵送で受け付けてくれるところもあります。
寺院や神社に足を運べない方も安心して人形供養してもらうことができます。
雛人形や五月人形は人形供養をして寺院や神社に奉納する方が多いようです。
人形供養という儀式を行うことで、気持ちの区切りをつけることがでますね。
しかし、人形供養は必ずしなければならないものではありません。
人形供養をしなくても自分で決意して気持ちの区切りをつけることはできます。
人形供養をするかしないかに関わらず、心を込めて精一杯の感謝の気持ちを伝えることが何よりも大切です。心からの感謝と決意があれば、人形供養する必要はありません。
捨てる・捨てないぬいぐるみや人形の仕分け方
そのぬいぐるみや人形が今のあなたにとって必要かどうか?を考えてことが重要です。
収集癖がありいつの間にか溜まっていた・お土産やプレゼントで頂き、そのまま適当に飾っていた等、そのようなぬいぐるみや人形は不要な物です。
その他、愛着がわいているもの・友人や恋人等の大切な人からの贈り物などは、要不要の判断ができない場合もあると思います。
そんな時はすぐに判断しなくても大丈夫です。
ある程度の期間を決め、箱や紙袋に入れて置いておきます。
期間経過後、ぬいぐるみや人形の必要性を自分に問いかけてみてください。
ただ単に「過去の思い出の品」である場合は不要なものです。
今のあなたがそのぬいぐるみと人形を必要としていることが大切なのです。
ぬいぐるみや人形の断捨離の手順
置いてあるまままで要不要の判断をするのではなく、家中にあるぬいぐるみや人形をひとつの場所に集めます。
そうすることで、断捨離後に生まれる空きスペースが分かり、ぬいぐるみや人形を断捨離する決意がしやすくなります。
全てのぬいぐるみや人形を全て集めたら、一つ一つ自分に問いかけていきます。
不要なもの(意味もなく収集してしまったもの等)・必要なもの・分からないものに分けます。
分からないものに関しては、さきほど述べたように箱や紙袋に入れてからもう一度問いかけでみてください。
要不要の選択が終われば、次は実際に捨てる準備をします。
ぬいぐるみは燃えるゴミの日に捨てることができます。
捨て方に決まりはありませんが、そのままゴミ袋に入れずに布や包装紙で包んでからゴミ袋にいれることをお勧めします。
雛人形や五月人形などは、リサイクルショップでの買い取りや、ネットオークションやフリマアプリなどで売る方法もあります。
自治体のゴミとして捨てる際は、ガラスケースは燃えないゴミ、人形は燃えないゴミ等、各自治体の指定に従ってください。
ぬいぐるみや人形の断捨離で得られる効果とは?
ぬいぐるみや人形は広いスペースを占領している場合が多いため、断捨離をすると部屋や収納場所がスッキリと片付きます。
掃除がしやすくなり、空間を広く感じられます。
ぬいぐるみはダニや汚れが溜まりやすく、お手入れをしていなければとても不衛生な状態になります。
必要なものだけにすればお手入れも行き届き、ぬいぐるみを清潔な状態で置いておくことができます。
収集癖があり沢山のぬいぐるみや人形を持っていた方は、これまでぬいぐるみの収集に費やしていたお金を別のことに使えるようになります。
また、風水(古代中国の思想で気の流れや力を利用した環境学)によれば、生き物の姿をしているのに正気がないものは陰の気があり、運気をさげると言われています。
必要なものだけを綺麗に保管することで運気が上がるかもしれませんね。
まとめ
・人形供養は必ずしなければならないものではありません。
・人形供養をするかしないかに関わらず、処分する際には心を込めて精一杯の感謝の気持ちを伝えることが大切です。
・そのぬいぐるみや人形が今のあなたにとって必要かどうか?を考えることが重要です。
・要不要の判断が分からないものは、時間を置いて再度問いかけてみましょう。
・ただ単に「過去の思い出の品」である場合は不要なものです。
・家中のぬいぐるみや人形を1つの場所に集めてから要不要の仕分けをしていきます。
・ぬいぐるみを断捨離すると、部屋が片付くので掃除がしやすくなります。
・必要なぬいぐるみのお手入れができるようになったり、出費が減ったり、心にゆとりができます。
・必要なものだけを綺麗に保管することで運気が上がるかもしれません。
ぬいぐるみや人形は癒し効果があり、ついつい買ってしまいがちです。
しかし、安易な気持ちで買うべきものではないと気づきました。
独特の存在感を放つぬいぐるみや人形は、処分をするのにパワーを要します。
必要なぬいぐるみや人形をしっかりとお手入れして大切にしていきましょう。
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