薪割りのコツ・女性、初心者でも簡単に出来る方法や道具を薪ストーブ使用者が紹介

薪割りに関する情報

現在、北海道にてスローライフを満喫しています。

今回ご紹介するのは、私の趣味で、毎日の日課でもある薪割りについてです(家では薪ストーブを使用)。

女性の方でも簡単に割れる薪割りについてお伝えします。



薪割りに必要な道具

薪割りに費用な道具は主に3つです。

①薪割り用の斧(図1)

焚き付け用の斧

※”なた”でも代用できます。
私はキンドリングクラッカー(図2)という道具を使っています。

キンドリングクラッカーは女性でも安全に焚き付け木を作ることができ、おすすめです。

②(無加工の丸太から行う方は)チェンソー等

チェンソーは安全を十分に確保しながら扱わなければならない道具なので、チェンソーの他、以下のものを用意しています。

③〈防護用品〉

保護メガネ

革手袋
切断防止ズボン(図3)

ヘルメット、イヤーマフ、安全靴も本当はあった方がよい
〈燃料〉
混合燃料
チェンオイル
〈本体〉
チェンソー(図4)




薪割りをする際に、初心者が気をつけなくてはいけないこと

 実際に使用してみて思うことですが、薪割り用の斧、キンドリングクラッカーを使用する際、そこまで危険に感じたことはありません。

ただし、体に当たれば、骨が折れることも十分にあるので注意が必要です。

そこで今回は、一番扱いに注意が必要なチェンソーの使い方を重点的にお伝えします。

使用時のルールを決める。

例えば、チェンソーを連続30分以上使用しない、作業中の人に声をかけるときは2メートル以上離れて、作業をしている人の正面から声をかけるなど、年に1回は家族みんなで安全上の注意を確認して作業を行っています。

使用しないときは、必ずチェンブレーキをかける。

疲れてくるとうっかりミスが多くなるので、習慣づけています。

スターターロープを引くときは、地面に置く。

平らな地面に置き、後ハンドルガードに足をかけてスターターロープを引くルールにしています。慣れている方は、太ももに挟んで行うのですが、私は安全上必ず、地面に置くことにしています。

チェンやガイドバーを触るときは、必ずエンジンを切る。

自分でも予期しない形で歯が回ることがあるので、絶対に守っています。
終了時は、混合燃料を使い切り、燃料タンクを空にする。

 基本1週間以上使用しないときは空にすることになっていますが、チェンソーをしまっている倉庫が数日でガス臭くなるので、毎回空にしています。

私は、STIHL(スチール)MS250Cを使用しています。
使用例はSTIHLのホームページ「チェンソーの使い方」ので参考にしてください
(URL:https://www.stihl.co.jp/starting-a-stihl-chain-saw.aspx)。

また、チェンソーの安全作業については日本チェンソー協会のホームページ「安全作業について」でも確認することができます。参考にしてくだい
(URL:http://ncs-kyokai.com/safety/index.html)。



初心者でも簡単にできる薪割りのコツ

薪割り用の斧の使い方

普段私が使用しているのは、総重量が3キロの斧です。

筋力の少ない私は、斧を振り上げるだけで、体が左右にフラフラしていました。

体が左右にフラフラしてしまう状態では、狙った位置に斧を振りおろすことができないだけでなく、振りおろした斧が足先にあたってしまう恐れもあり、危険です。

そこで、私のおすすめする斧の使い方をお伝えします。

私のおすすめする方法

右手で斧の柄の部分、左手で握りの部分(右利きの場合※左利きの方は持ち方を逆にしてください)を持ち、自分の体に引き寄せる(図5)。

柄を持っていた右手を握りの部分にスライドさせる形で地面と垂直に持ち上げる(図6)。

しゃがみこむような形で、玉木の中央(もしくは中央より少し下)めがけて、斧を振り下ろす(図7)。
です。

斧を振り上げるだけでもかなり力を消耗するのですが、この方法を使うと、体に負担なく斧を振ることができます。

上級者になると、遠心力の力を使って、斧を振り回すように薪割りをする方もいますが、私は斧に振り回されてしまうので上記の方法で行っています。




玉木への当て方

玉木とは、薪になる前に適度な長さ(通常のストーブなら35センチ、私の家では、HETAのロギを使用しているので40センチに切り分けています)に切り分けた丸太のことです。

先ほどもチラッと触れましたが、玉木のどの部分に斧を当てるが重要になります。
基本は、年輪の中央(もしくは、少し下の部分)に当てます。

木によっては節を含むものもあるのですが、その場合は節は事前に切り落とす。

玉木の年輪と節の年輪が一直線になるようにし、年輪の中央(もしくは、少し下の部分)に当てるようにする。

節に斧が当たらないように切り分ける方法が有効です。

※ワンポイントアドバイス

 薪割りに慣れないうちは、一度斧を玉木に当てた時、ある程度裂け目ができたら、玉木を回転させ、違うところをたたく、そしてこれを繰り返すとうまく割れます。

まとめ

薪割りには、玉木で調達できる場合は、①薪割り用の斧、②焚き付け用の斧の準備が必要です(無加工の丸太から始める場合は、チェンソー等の道具がないと厳しいです)。

薪割り用の斧については、振り下ろす際にしゃがみこむような形で振り下ろすと足先に当たらず安全です。

薪割り用の斧は重いので、体に引き寄せ、地面と垂直に持ち上げると、体に負担なく振り下ろすことができ、狙ったところに斧先をあてることができます。

また、玉木は年輪の中央(もしくは、少し下の部分)を狙いましょう。



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