テスラ モデルy日本仕様のサイズやスペック・価格についてわかりやすく紹介

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テスラ社というと高級EV自動車メーカーという認識をお持ちの方が多いでしょう。

フランスでは2040年以降EV車両以外販売ができない法律まで制定されているようですから、今後EV自動車に切り替わり始めることは間違いありません。

テスラ社のEV車両は、高級過ぎて庶民には手の届かない、夢のEV車両というのが現状です。
モデル3を発表した2017年に発売開始され、価格も500万円台~とテスラ社にとっては庶民に近づけたという感じがうかがえます。

今回、2020年春ごろから発売が見込まれている、モデルyは、モデル3をベースとしているので、価格やサイズ、スペックも似ている感じがしますが、エクステリアのデザインは、はっきり見えてはいないので、何とも言えないのが現状でしょう。



テスラ モデルy日本仕様の価格

テスラ社のモデルyの日本での販売価格が気になるところですよね。

アメリカでも販売予約が開始されたばかりですから、日本仕様の価格は不明確が正解といったところでしょう。

アメリカでのモデルyの販売価格
スタンダード:約440万円
ロング(スタンダードに対して航続距離を伸ばしたタイプ):約530万円
デュアルモーターAWD:約576万円
パフォーマンス:約678万円

となっています。

アメリカでの販売価格ですから、日本で販売するには、この価格に輸送コストが加算されることになるので、どのタイプも+50万円は見込んでおくべきです。

日本でテスラ モデルyを購入する場合には諸経費を来んで、最低550万円が予想されます。

日本で500万円オーバーの車両となると、普通の家庭では考えてしまう価格帯には違いありません。

日産のEV車両のリーフでさえ、330万円~ですから、モデルyは200万円ほど高額となってしまいます。

現行リーフでさえ、街中で走っている姿はそれほど多く見かけませんから、モデルyの価格は庶民価格に近付けたといっても、まだまだ高額車両という事になります。

日本で、販売したい場合には最低でもコミコミ400万円台で押さえないと、販売台数は延びてこないでしょうね。



テスラ モデルy日本仕様のサイズやスペック

テスラ社のモデルyのサイズやスペックは、ベースがモデル3としているので、モデル3のSUV版と考えてもらえれば、いいでしょう。

モデルyのサイズとスペック
全長:4694mm以上
全幅:1840mm以上
全高:1582mm
ホイルベース:2870mm
重量:スタンダード・ロング 約1800㎏
   AWD・パフォーマンス 約1950㎏
航続距離
スタンダード:約370km
ロング:約480km
デュアルモーターAWD:約450km
パフォーマンス:約450km
最高速
スタンダード:約193km/h
ロング:約209km/h
デュアルモーターAWD:約217km/h
パフォーマンス:約241km/h

0-100m加速
スタンダード:約5.9秒
ロング:約5.5秒
デュアルモーターAWD:約4.8秒
パフォーマンス:約3.5秒

このサイズやスペックを見る限り、かなりのハイパフォーマンスが期待できるのではないでしょうか。

パフォーマンスグレードの0-100加速の3.5秒は、最高級スポーツカーと同等かそれ以上の加速力ですから、そこまで日本では必要がない、オーバースペックともいえます。

モデルyでレースに出るなら必要かもしれませんが、下手に街乗りで踏み込んでしまうと車が暴れてしまうのでは?とも感じますね。



モデルyとモデル3の違いとは?

モデルyとモデル3は何が一体違うのか?という事になりますが、基本的には
モデル3がセダンタイプ
モデルyがSUVタイプの違いがあります。

プラットホームは同じものを使用していますから、サイズは、ほぼ同じで、全高がモデルyの方が高いです。

モデルyは、SUV仕様ですから、後部扉はハッチバック方式になりますが、自動開閉方式を採用しています。

モデルyはモデル3と同じく基本乗車人数は5人ですが、オプションで7人乗りにすることも可能です。

7人乗りにした場合、実車を見ていないので何とも言い難いのですが、トヨタのウィッシュやプリウスαのようなシートと考えるべきでしょう。

足の置き場の狭さと天井に頭が付く可能性が高いだけに、エマージェンシーシートと考えてもらえばいいかもしれません。

ルーフにはガラスルーフを採用しているのが特徴的でしょう。

ガラスルーフは断熱加工とUV加工はされているとは思いますが、正直まぶしい!と感じる方も多く出るはずです。

また、車両剛性を考えた場合、販売するからには基準値は超えているから問題はないのですが、モデル3と比較した場合に車両剛性は弱いと判断した方がいいでしょう。

今までの日本車両で、ルーフにガラス面を採用した車両も有りましたが、あまり需要がないために、1世代で生産終了というモデルが多いです。

この辺りはテスラ社の方で、日本仕様にはガラス面の採用をどう考えているのかを知りたいですね。



実際に買ってみたいかどうか?

テスラ社のモデルyは、まだ日本での発売は未発表になっていますが、実際に購入したいという方がいるのでしょうか?

日産のリーフの販売台数は、最大で月3768台となっていますが、月平均にならすと2018年で平均2000台程度、年間2万4000台です。

正直年間2万4000台というのは、自動車販売の中では、少ない部類に属します。

価格が330万円~のリーフで、この販売台数ですから、モデルyはそれ以上に高額ですから、買ってみたいという方はさらに少ないと推測できます。

さらに、テスラ社の日本での販売チャンネルの少なさもネックになるでしょう。

ベンツやBMWのような販売チャンネルがなければ、日本での大々的発売は考えにくいです。

また高額車両という事で、現状では、トヨタのHYBRID車両や日産のe-power系車両に購入者は流れてしまうでしょう。

日本は超高齢社会という事からも、テスラ社のモデルyというよりも、小回りの利く軽自動車や小型HYBRID車両にさらに注目が集中されるのでは?とも考えられます。

モデルyに関しては、現状ではそれほど購入に踏み切る方は少ないと断言してもいいでしょう。

まとめ

テスラ モデルy日本仕様のサイズやスペック・価格についてわかりやすく紹介について紹介してきました。

テスラ社のモデルyは庶民はモデルSUVといわれていますが、日本の販売価格では、高額車両となってしまいます。

現状ではモデルyに対する対抗車両がないために、現状は独占になりますが、今後各メーカーもEV車両の販売に踏み切ってくるでしょうから、その時に、モデルyの真価が問われるのではないでしょうか。



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