Angel Beats!(原作 麻枝准/監督 岸誠二) を観ての感想やあらすじ

アニメ評価・感想・あらすじ

今回は「Angel Beats!」を観ての感想やあらすじを話していきます。




作品の属性情報

【原作】: 麻枝准
【監督】: 岸誠二
【公開日】:2010年

【アニメーション制作】: P.A.WORKS
【主な出演者】
・音無:神谷浩史
・ゆり:櫻井浩美
・天使:花澤香菜
・ユイ:喜多村英梨
・日向:木村良平
・高松:水島大宙
・野田:高木俊
・椎名:斎藤楓子

【放映時間】: 1話あたり25分 /  全13話



視聴動機

原作の麻枝准さんの制作した「CLANNAD アフターストーリー」という作品が好きだったので観始めました。

アニメ好きには有名な作品と原作者の方で、主にゲームシナリオを手掛けていますが作詞や作曲も行っており、アニメ作中には麻枝さん制作の楽曲が流れます。

「泣きゲー」のカリスマと言われており、上記のアニメ「CLANNAD アフターストーリー」は私が周りの人から「泣くよ」と勧められ、心構えがあるうえで泣いた唯一の作品です。

あらすじ

主人公の音無は目を覚ますと、ある学校にいました。そこは生前に理不尽な思いをして死んだ子の集まる学園でした。

音無はそこで「天使」と呼ばれる存在と戦う「ゆり」という少女に出会い、「死んだ世界戦線」というチームの一員となって「天使」と戦っていくことになるのですが…

【各話題名と一言】

第1話「Departure」…死後の世界は学校でした。
第2話「Guild」…戦うための武器は、ギルドという地下で作っています。
第3話「My Song」…天使はコンピューターを使うのでハッカーで対抗します。
第4話「Day Game」…野球回です。
第5話「Favorite Flavor」…テスト回。椅子が回転して飛ぶシーンが有名です。
第6話「Family Affair」…新しい生徒会長が誕生します。
第7話「Alive」…音無の記憶は戻るでしょうか。
第8話「Dancer in the Dark」…天使が2人現れました。
第9話「In Your Memory」…音無は夢をみます。
第10話「Goodbye Days」…学校は卒業するものです。
第11話「Change the World」…何かが世界に現れます。
第12話「Knockin’ on heaven’s door」…影はいったい何なのでしょう。
第13話「Graduation」…天使とは何だったのでしょう。

注目出演者:神谷浩史・花澤香菜…今回は2人に注目します。

神谷浩史さんは花澤香菜さんのことが大好きなのですが、今作では主人公とメインヒロインの1人という関係の役で共演できたことがおめでたいと思ったため、注目させていただきました。花澤香菜さんといえば、近年声優の小野賢章さんと結婚されたことが話題になりました。私も一声優ファンとして嬉しかったです。

主人公の音無は記憶喪失なので、視聴者は彼とともに世界観と物語を理解していくことになります。

その役目のためキャラ立ちなどはあまりない普通の男子高校生なのですが、天使と仲良くなり2人だけで一緒にいるときに話し方が優しくなる演じ方は、さすがだなと思いました。

感想

この作品のテーマを一言でいうとおそらく「人生」ですが、センスのいいギャグシーンが多く盛り込まれ、観ていて飽きのないテンポのいい作品になっています。

この死後の世界の学校に通っている子供たちは、みんな生前の青春時代に理不尽な思いをしているという共通点があり、それも相まって「世界」や「神」に反逆するために戦っています。ギャグシーンや面白い話で視聴者にとって愛着の沸く存在になった彼らが、どんな過去を抱えているのか話が進むたびわかっていき、この作品を大切に思う気持ちも増していきます。

Angel Beats! の見どころの一つに音楽があります。作中には「ガルデモ」(ガールズ デッド モンスター)という校内バンドが存在します。

主に彼女たちは死んだ世界戦線が天使と戦うとき、天使をおびき出したり他生徒を引き付ける役目で活躍します。

歌う場面ももちろんあるのですが、それらの楽曲は原作の麻枝准さんが作詞・作曲を手掛けています。

私の感覚ですが、どの曲も単体で出来が良いです。シングルやアルバムも出されています。

このガルデモでメジャーデビューをしたのが今は有名なLiSAさんです。

LiSAさんは声や歌もよかったので、この作品以降も有名なアニメの主題歌を多く歌われて、アニメファンに慕われる存在になりました。

LiSAさん自身が作詞・作曲をしているものが多いことも理由の1つかもしれません。ガルデモでの私のおすすめは「Crow song」です。ぜひ聴いてみてください。

総合点: 87点



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