全豪オープンテニス 歴代優勝者一覧(男女別・90年~2019年)

テニスに関する情報

2019年の全豪オープンは、男子シングルスはN・ジョコビッチ、女子シングルスは日本人初となる大坂なおみの優勝で幕をおろしました。




そこで、全豪オープンテニス 歴代優勝者一覧を男女別に1990年から2019年までまとめてみました。

全豪オープンテニス男子シングルス歴代優勝者一覧

※()内は準優勝
2010年代の優勝者は、2014年を除き、N・ジョコビッチかR・フェデラー のどちらかが優勝というN・ジョコビッチ・R・フェデラー時代。

2000年代に三度優勝したナダルが準優勝だけで一度も優勝していないことが意外。

全豪オープンテニス2010年代の歴代優勝者一覧

2019年 N・ジョコビッチ(R・ナダル)

2018年 R・フェデラー (M・チリッチ)

2017年 R・フェデラー (R・ナダル)

2016年 N・ジョコビッチ(A・マレー)

2015年 N・ジョコビッチ(A・マレー)

2014年 S・ワウリンカ(R・ナダル)

2013年 N・ジョコビッチ(A・マレー)

2012年 N・ジョコビッチ(R・ナダル)

2011年 N・ジョコビッチ(A・マレー)

2010年 R・フェデラー(A・マレー)

2004年にR・フェデラーが初優勝、2006年にR・ナダルが初優勝、2008年にN・ジョコビッチが初優勝と2000年代は、フェデラー・ナダル・ジョコビッチの男子プロテニス御三家時代の幕開けといえます。

その前の世代のスター、P・サンプラスやA・アガシの時代は2003年に終了したともいえます。

それにしても2000年代前半までは、男子プロテニスの定番ともいえた”P・サンプラスやB・ベッカー等のサーブ&ボレーヤー対A・アガシ等のストローカー”の対決は、2000年半ば以降、全くといって良いほどみられなくなりました。

中でもストローカーの代表格アガシとサーブ&ボレーヤーのP・サンプラスの試合は、今の男子プロテニスにはない面白さが感じられます。





全豪オープンテニス2000年代の歴代優勝者一覧

2009年 R・ナダル(R・フェデラー)

2008年 N・ジョコビッチ(JW・ツォンガ)

2007年 R・ナダル (F・ゴンサレス)

2006年 R・ナダル (M・バグダティス)

2005年 M・サフィン (L・ヒューイット)

2004年 R・フェデラー (M・サフィン)

2003年 A・アガシ (R・シュトラー)

2002年 T・ヨハンソン (M・サフィン)

2001年 A・アガシ (A・クレマン)

2000年 A・アガシ (Y・カフェルニコフ)

全豪オープンテニスの2000年代の優勝者の特長としては、2004年にR・フェデラーが優勝したのを契機に、R・フェデラー・R・ナダル・N・ジョコビッチの男子プロテニス御三家時代が本格的に幕を開けたことです。

全豪オープンテニス1990年代の歴代優勝者一覧

1999年 Y・カフェルニコフ (T・エンクビスト)

1998年 P・コルダ    (M・リオス)

1997年 P・サンプラス  (C・モヤ)

1996年 B・ベッカー    (M・チャン)

1995年 A・アガシ     (P・サンプラス)

1994年 P・サンプラス   (T・マーチン)

1993年 J・クーリエ    (S・エドバーグ)

1992年 J・クーリエ    (S・エドバーグ)

1991年 B・ベッカー    (I・レンドル)

1990年 I・レンドル    (S・エドバーグ)

全豪オープンテニスの1990年代の優勝者の特長としては、P・サンプラスやB・ベッカーのサーブ&ボレーヤーの優勝が複数回あり、この時期におけるテニスの特長が現れていることです。
優勝者以外では、錦織圭の現コーチのM・チャンが1996年に準優勝しています。



全豪オープンテニス女子シングルス歴代優勝者一覧

※()内は準優勝

全豪オープンテニス2010年代の歴代優勝者一覧

2019年 大坂なおみ    (P・クビトバ)

2018年 C・ウォズニアッキ (S・ハレプ)

2017年 S・ウィリアムズ(V・ウィリアムズ)

2016年 A・ケルバー (S・ウィリアムズ)

2015年 S・ウィリアムズ (M・シャラポワ)

2014年 リー・ナ (D・チブルコワ)

2013年 V・アザレンカ (リー・ナ)

2012年 V・アザレンカ (M・シャラポワ)

2011年 K・クレイステルス (C・ウォズニアッキ)

2010年 S・ウィリアムズ (J・エナン)

2010年代に入ってもS・ウィリアムズが健在なことが目立ちます。
でもさすがに30歳後半となりますので、次の2020年代では大坂なおみをはじめ
若手世代への切り替えが本格化するのではないかと思います。

全豪オープンテニス2000年代の歴代優勝者一覧

2009年 S・ウィリアムズ (D・サフィーナ)

2008年 M・シャラポワ (A・イバノビッチ)

2007年 S・ウィリアムズ (M・シャラポワ)

2006年 A・モレスモ (J・エナン)

2005年 S・ウィリアムズ (L・ダベンポート)

2004年 J・エナン (K・クレイステルス)

2003年 S・ウィリアムズ (V・ウィリアムズ)

2002年 J・カプリアティ (M・ヒンギス)

2001年 J・カプリアティ (M・ヒンギス)

2000年 L・ダベンポート (M・ヒンギス)

2000年代は、1990年代後半に台頭したM・ヒンギス(スイス)が一時代を築くかに思えましたが、S・ウィリアムズ、V・ウィリアムズ姉妹の壁は厚くヒンギス時代は到来しませんでした。
ウィリアムズ姉妹によって、2000年代に女子プロテニスのパワーテニス化が本格化したといえます。



全豪オープンテニス1990年代の歴代優勝者一覧

1999年  M・ヒンギス(A・モレスモ)

1998年  M・ヒンギス(C・マルティネス)

1997年  M・ヒンギス(M・ピエルス)

1996年  M・セレシュ(A・フーバー)

1995年  M・ピエルス(A・サンチェス)

1994年  S・グラフ(M・セレシュ)

1993年  M・セレシュ(S・グラフ)

1992年  M・セレシュ(M・フェルナンデス)

1991年  M・セレシュ(Y・ノボトナ)

1990年  S・グラフ(M・フェルナンデス)

1990年代前半は、S・グラフとM・セレシュの女王争いが中心。

後半になると小柄ながらセンスの良いテニスを展開するM・ヒンギスが3連覇を果たしたことが特長です。

特にヒンギスは彗星のように現れ、その技巧派のテニスは、世界のテニスファンに強烈な印象を残しました。

女子プロテニスもパワーテニス全盛となった現在、M・ヒンギスのようなプレイスタイルは絶滅危惧種のようなになってしまいました。




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