ナイジェリアとアルジェリアの違いとは?悩む?のは日本人だけ?

■ナイジェリアとアルジェリアの違いに悩む?のは日本人だけ?

日本語の無い(ない)と在る(ある)は全くの反対語となっているため、ナイジェリアとアルジェリアにも何か反対の意味があるのではないかと推測してしまう人も少なくないようです。

恐らく、このようにナイジェリアとアルジェリアの違いに悩むのは日本人だけでしょう。
つまり何の意味かわからないけど”ジェリア”が無い(ない)のがナイジェリアで在る(ある)のがアルジェリアではないかと考え勝ちです。

ややこしいことにこの2国がほぼ隣国ともいえる場所にあるためにそう推測するのも無理もないかもしれません。

結論からですがこの推測は全く違います。

そもそも日本からみたら地球の果てのような場所に位置する国の名前に日本語が関わっているはずがないのです。


■アルジェリアの国名の由来とは?

アルジェリアという国名は、首都「アルジェ」に由来します。

はるか昔、アラビア人が海に浮かぶ島をみて、群島を意味する”アル・ジャザイール”といったことがきっかけで「アルジェ」という首都名が生まれました。

そして、その「アルジェ」が国名のアルジェリアを生み出したのです。

■ナイジェリアの国名の由来とは?

ナイジェリアという国名は、「ニジェール川」に由来します。
命名したのは、19世紀末のイギリス人のジャーナリスト。

「ニジェール川」はアルジェリアには流れていません。

昔、地理の先生が冗談半分で”太平洋と大西洋の大と太いの違いは、太平洋にはハワイがあるから大に点をいれて太となった”と教えてくれたことがありました。

もし、地理の問題で国名が空白となった地図で”どちらがアルジェリアですか”と問われたら「ニジェール川」を手がかりにすると良いかもしれません。


■まとめ

・アルジェリアの国名の由来は、群島を意味する”アル・ジャザイール”、対してナイジェリアという国名は、同国を流れる「ニジェール川」に由来しています。 


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