将棋ウォーズでアマ強豪?三段がおすすめする戦法とは?

将棋に関する情報

将棋ウォーズ三段の筆者が経験に基づいて、将棋ウォーズでおすすめする戦法をご紹介します。
ちなみに私は、矢倉から腰掛け銀、四間飛車、中飛車、石田流まで居飛車も振り飛車のどちらも指します。

将棋ウォーズの最大の特長は、最長でも持ち時間10分、最短だと1手10秒以内という早指しということです。

従って、将棋ウォーズでおすすめの戦法=序盤であまり考えなくて済む戦法ということになります。

序盤であまり考えなくて済む戦法ということは、序盤の指し方や王の囲い方がある程度パターン化された戦法ということになります。

そうした観点から、将棋ウォーズでおすすめする戦法は、以下のようになります。



居飛車党向けのおすすめする戦法

角換わり腰掛け銀

角換わり腰掛け銀は、相手が変化しない限り、30手くらいまでは指し手・手順・王の囲いがある程度パターン化されていますので、序盤に費やす考慮時間を少なくすることが出来ます。

早指しで成績を上げるためには、中終盤以降の局面でいかに考慮時間を残すかが重要になりますので、序盤があるていど定型化されている角換わり腰掛け銀は、居飛車党であればもっともおススメする戦法です。

角換わり腰掛け銀は、藤井4冠をはじめとしたプロ棋士でもメジャーな戦法となっていますので、プロの棋譜から学べることもメリットです。

矢倉については、一昔前は序盤はある程度パターン化されていましたが、最近では、急戦矢倉、早囲い、矢倉中飛車のような戦法が多くなってきていますので、序盤から気の抜けない展開となることが少なくありません。

もともと矢倉を得意とされている人以外、考慮時間が限られた将棋ウオーズには向かないと思います。

相掛かりは、序盤から波乱含みの展開になりがちで、下手をすると短手数であっという間に負けてしまうリスクが高いです。
相掛かりを得意としている人以外はおススメできない戦法です。

振り飛車党向けのおすすめする戦法

四間飛車

振り飛車には、三間飛車、中飛車、向い飛車 、四間飛車とありますが、もっとも攻守のバランスがとりやすいのが四間飛車です。


三間飛車ですと相手の出方によっては、急戦になり、最初から未知の将棋になることも珍しくありません。

また、中飛車は左金を攻守でどう使うのか、四間飛車に比べ、そのバランスをとるのが難しいです。

向い飛車については、相手の対応方法が色々考えられ、序盤から飛車角交換というような派手な展開になることが多いです。

序盤であまり考えなくて済む戦法ということで考えると、攻守とも序盤の変化が他の振り飛車に比べて少なく、王の囲い方がわかりやすい四間飛車が将棋ウォーズでおススメの戦法になります。




コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました