鎌田美礼(女流将棋棋士)子役時代・出身地・中学校・についてアマ三段の強豪?がわかりやすく説明

将棋に関する情報

2020年5月1日に現在、中学2年生の鎌田美礼(13歳)さんが女流棋士2級に昇格、プロの女流棋士になることが日本将棋連盟から発表されました。
鎌田美礼さんの子役時代・出身地・棋力・修行場所等についてアマ三段の強豪?がわかりやすく説明します。



鎌田美礼女流2級のプロフィール

氏名
鎌田美礼(かまだみれい)

生年月日
2008年6月24日生まれ(13歳)

出身
茨城県取手市

学歴
取手市立戸頭中学校在学中

師匠
石田和雄九段

得意戦法
居飛車

趣味
読書

鎌田美礼女流2級のプロになった経緯と棋力について

・将棋を始めたきっかけ
鎌田美礼女流2級は、6歳の時に将棋好きの父親に教えられて始めました。
ちなみに藤井5冠は、ご両親のどちらも将棋はされないそうです。


・プロになった経緯
将棋の女流棋士は、藤井聡太5冠が活躍している男性棋士が中心のプロ将棋とは別の組織で運営されています。
男性棋士は奨励会というプロ養成機関で4段に昇段することでプロになることができます。

鎌田美礼さんは、女流棋士養成機関である研修会でB2クラスに昇級したことで女流棋士になる資格を得ました。

・鎌田美礼女流2級の棋力
筆者はアマ三段ですが、当然ですがハンディなしで鎌田美礼さんと対局しても手も足もでないでしょう。
アマの段位だと5,6段はないと女流棋士にはなれません。

女流棋士は現在7段が最上位で2級はプロとして認められる最低級位という位置づけです。

・居飛車党
現在の女流棋界では、里見4冠、西山2冠をはじめ振り飛車党が主流となっています。
鎌田美礼女流2級は、女流では珍しい居飛車党ということで振り飛車による対局が多い、女流将棋に新風を期待できそうです。

小学校時代の鎌田女流2級

鎌田美礼女流2級は、将棋以外にも色々な習い事や活動をされていました。
その中でも一時期、子役としても活動していました。


・鎌田美礼さんの子役
小学校時代、スペースクラフトという事務所に所属。
子役として2014年11月にTBSドラマ「こうのとりのゆりかご」に出演しています。

女流棋士では、棋士時代も芸能活動をしていて、引退したあとにフジテレビアナウンサーとなった竹俣紅さんがいますが
女流棋士になる前に子役として出演経験があるのは、鎌田美礼女流2級が初めてです。




鎌田美礼女流2級の師匠と修行場所

・師匠
師匠は、元A級プロ棋士の石田和雄九段です。
石田和雄九段は、弟子の養成・教育に定評があり、藤井5冠の連勝記録をストップさせた佐々木勇気七段、元叡王の高見七段等有望若手棋士が何人もいます。

女流棋士では加藤結李愛初段がいます。
小学生時代、師匠の石田九段のトークショーに鎌田美礼さんも登場しています。


・修行場所
鎌田美礼女流2級の修行場所は、石田和雄九段が運営する千葉県の柏将棋センターです。
柏将棋センターは、アマの強豪が集うことで知られています。
佐々木勇気七段等のプロ棋士もここで鍛えました。

鎌田美礼女流2級が参加する棋戦

鎌田美礼女流2級は、女流棋士ですので藤井5冠等男性棋士の参加する一般棋戦には参加できませんが女流棋士による棋戦には参加することができます。
具体的には以下の棋戦です。

ただ、どの棋戦も基本的に4月始りですので年度途中で女流棋士になった鎌田美礼女流2級が本格的に棋戦に参戦するのは来年度以降になりそうです。

ヒューリック杯白玲戦・
女流順位戦

大成建設杯清麗戦

マイナビ女子オープン

リコー杯女流王座戦

岡田美術館杯女流名人戦

女流王位戦

霧島酒造杯女流王将戦

大山名人杯倉敷藤花戦

白瀧あゆみ杯争奪新人登竜門戦

2022年5月28日に鎌田美礼女流2級がプロとして公式戦にデビューしました。


数年前までは、女流棋士の棋戦は少なく、活躍する場は限られていましたが、藤井5冠の登場で将棋の広告効果が注目された
こともあり、女流棋戦が増えています。

また、女流棋戦でタイトル戦の挑戦者となると着物姿で登場することが多く、男性棋士にはない華やかさが人気を集めています。


鎌田美礼女流2級がタイトル戦に登場すれば着物姿がまた注目を浴びそうです。



鎌田美礼女流2級の対局以外の活躍の場について

藤井5冠の登場で将棋そのものの注目度が増していることもあり、女流棋士の対局以外の活躍の場も広がっています。

具体的にはAbemaTV主催のプロ棋戦でのMC,毎週日曜日の放映されているNHK将棋講座でのMC,NHK杯将棋トーナメントでの
解説・聞き手等マスメディアで女流棋士の活躍の場も広がっています。

近いうちに鎌田美礼女流2級もこうした場に登場する可能性が大きいです。

また、最近、需要が増えているのが筆者のような将棋愛好家を対象にした指導対局です。
特に人気女流棋士となれば、参加費1万円でもあっという間に定員が埋まります。

女流棋士は、対局以外でも収入を得られる手段が多くなっています。

また、女流棋士でも香川愛生女流四段は、プロの麻雀棋戦に参戦したりコスプレ姿を動画で披露しています。

また、伊奈川愛菓女流二段は現役の医師でもあります。

男性棋士の中にも大学教授や企業の役員をしているケースもあります。

日本将棋連盟は、副業・兼業にはうるさくない?ようですので本業の将棋に支障がなければ、鎌田美礼女流2級は将棋以外の
分野でも活躍できそうです。




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