戦火と戦禍の違いを分かりやすく説明します。

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戦火とは?

戦火とは戦車や爆撃機、迫撃砲、軍艦といった兵器によって展開される戦争、
及び戦争によって引き起こされる火災を意味します。

戦争ドキュメンタリーや戦争映画をみると爆撃機が都市を爆撃し、炎上、市民が逃げ惑うというシーンが登場しますが、まさにこれが戦火の意味するものです。

2022年に勃発したロシアによるウクライナ侵略では、ドローンによる攻撃が目立っています。

今後、戦火と言った場合、ドローンによる攻撃もイメージされることになるのかもしれません。




戦争ドキュメンタリーとして傑作として名高いNHK映像の世紀のテーマ音楽は”パリは燃えているか”でした。

このように戦火は、都市が炎上する様を戦争の代表的な光景を意味しています。

戦禍とは?

戦禍とは戦火によって破壊された街や大地が荒廃する様を意味します。

第二次世界大戦による東京大空襲によって、東京一円が焼け野原になったという光景は
歴史の教科書等で目にすることが多いですが、戦禍の意味する代表的な光景です。

また、スペインの代表的な画家ピカソは、ナチスドイツによるスペイン爆撃の様をゲルニカという絵に描きましたが、この作品はどんな戦場写真より、戦禍の悲惨さが伝わってくる名作として広く知られています。

戦火と戦禍の違い

つまり、戦火と戦禍の違いは、時間的な経過、原因と結果という違いがあります。

戦火によって、市民は戦禍に巻き込まれるというように
まず、戦火があって時間的経過を経て戦禍が生じるというように

戦火→戦禍という原因と結果のような関係性があります。

逆に戦禍→戦火ということにはなりません。




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