トーラー (ユダヤ教)とは?わかりやすく説明

ユダヤ教は、ユダヤ人の民族固有の宗教である一方、その教典であるバイブルとも呼ばれる旧約聖書は、後に誕生したキリスト教やイスラム教に大きな影響を与えています。

旧約聖書は、アダムとイヴの物語で世界に広く知られる「創世記」、ユダヤ教の創始者の預言者モーセがエジプトからユダヤ人を脱出させるために海に道を開かせた奇跡で知られる「出エジプト記」等39の書から構成されています。

ユダヤ教でのトーラーとは、旧約聖書を構成する39の書のうちもっとも初期に著された「創世記」、「出エジプト記」、「レビ記」、「民数記」、「申命記」のモーセ5書のことを意味します。

ユダヤ人の間では、”トーラーを学ぶことはあらゆる捧げ物にまさる”ととらえられており、毎日でも目を通すべきといわれています。

聖地エルサレムのユダヤ人の神殿跡の嘆きの壁の前で、ユダヤ人が手にとって読み上げている書物がトーラーです。

ただし、トーラーの内容をどう解釈するかについては、各人の自由とされています。



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