初代伊藤博文から100代目の岸田文雄首相までの日本の内閣総理大臣（首相）の出身地都道府県別ランキングや経歴を
わかりやすく説明します。
また、歴代首相の「在職日数」ランキング ベスト１０、ワースト１０についてもご紹介します。
まず、出身地都道府県別ランキングの1位は、人口が多いこともあり、東京都が13人で1位となっています。
次いで、初代の伊藤博文をはじめ、安倍元首相やその祖父の岸首相等多くの首相を輩出している山口県が2位です。
群馬県は、衆議院選挙が中選挙区制で行われていた時代の群馬3区から福田赳夫、中曾根康弘、小渕恵三の3人の
首相が出ています。
同一の選挙区から3人も首相が出るというのは日本はもちろん、世界的にも稀有なケースです。
まだ一人も首相が出ていない県は北海道、青森、長野、岐阜、静岡、埼玉等多数です。
首相の出身地(都道府県別)ランキング
1位 東京都 １３人
2位 山口県 ８人
3位 岩手県 ４人
4位 群馬県 ３人
4位 石川県 ３人
4位 京都府 ３人
4位 鹿児島県 ３人
8位 愛知県 ２人
8位 大阪府 ２人
8位 島根県 ２人
8位 岡山県 ２人
8位 広島県 ２人
8位 福岡県 ２人
14位 1人
秋田県、栃木県、千葉県、神奈川県、新潟県、福井県、滋賀県、和歌山県、徳島県、香川県、高知県、佐賀県、熊本県、大分県
28位 0人
北海道、青森県、宮城県、山形県、福島県、茨城県、埼玉県、富山県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、三重県、兵庫県、奈良県、鳥取県、愛媛県、長崎県、宮崎県、沖縄県
初代から100代目(岸田首相)までの首相一覧と出身地・簡単な経歴
初代：伊藤博文（山口県）
明治維新の功労者の一人、元老、初代韓国統監
２代：黒田清隆（鹿児島県）
陸軍中将
３代：山縣有朋（山口県）
内務大臣、陸軍参謀総長
４代：松方正義（鹿児島県）
大蔵大臣、元老
５代：伊藤博文
６代：松方正義
７代：伊藤博文
８代：大隈重信（佐賀県）
憲政党総裁、外務大臣
９代：山縣有朋
１０代：伊藤博文
１１代：桂太郎（山口県）
内務大臣、陸軍大臣
１２代：西園寺公望（京都府）
文部大臣、元老
１３代：桂太郎
１４代：西園寺公望
１５代：桂太郎
１６代：山本権兵衛（鹿児島県）
海軍大臣、外務大臣
１７代：大隈重信
１８代：寺内正毅（山口県）
陸軍大将、大蔵大臣
１９代：原敬（岩手県）
立憲政友会総裁
２０代：高橋是清（東京都）
大蔵大臣、日銀総裁
２１代：加藤友三郎（広島県）
海軍大臣
２２代：山本権兵衛
２３代：清浦奎吾（熊本県）
内務大臣、農省務大臣
２４代：加藤高明（愛知県）
外務大臣
２５代：若槻礼次郎（島根県）
大蔵大臣、内務大臣
２６代：田中義一（山口県）
陸軍大臣、外務大臣
２７代：浜口雄幸（高知県）
大蔵大臣、内務大臣
２８代：若槻礼次郎
２９代：犬養毅（岡山県）
文部大臣、逓信大臣
３０代：斎藤実（岩手県）
海軍大将
３１代：岡田啓介（福井県）
海軍大将、海軍大臣
３２代：広田弘毅（福岡県）
外務大臣
３３代：林銑十郎（石川県）
陸軍大将、文部大臣
３４代：近衛文麿（東京都）
外務大臣、農林大臣
３５代：平沼騏一郎（岡山県）
司法大臣、国務大臣
３６代：阿部信行（石川県）
陸軍大将、外務大臣
３７代：米内光政（岩手県）
海軍大将、連合艦隊司令長官
３８代：近衛文麿
３９代：近衛文麿
４０代：東条英機（東京都）
陸軍大将、陸軍大臣
４１代：小磯國昭（栃木県）
陸軍大将、関東軍参謀長
４２代：鈴木貫太郎（大阪府）
海軍大将、大東亜大臣
４３代：東久邇宮成彦王（京都府）
陸軍大将、皇族
４４代：幣原喜重郎（大阪府）
外務大臣、復員大臣
４５代：吉田茂（東京都）
外務大臣、農林大臣
４６代：片山哲（和歌山県）
社会民主党書記長
４７代：芦田均（京都府）
厚生大臣、外務大臣
４８～５１代：吉田茂
５２～５４代：鳩山一郎（東京都）
55年体制初の総理大臣
５５代：石橋湛山（東京都）
陸軍少尉、大蔵大臣
５６～５７代：岸信介（山口県）
商工大臣、自民党幹事長
５８～６０代：池田勇人（広島県）
通商産業大臣、所得倍増計画推進
６１～６３代：佐藤栄作（山口県）
郵政大臣、大蔵大臣
６４～６５代：田中角栄（新潟県）
通商産業大臣、大蔵大臣
６６代：三木武夫（徳島県）
衆議院名誉議員、別名クリーン三木
６７代：福田赳夫（群馬県）
農林大臣、大蔵大臣
６８～６９代：大平正芳（香川県）
外務大臣、大蔵大臣
７０代：鈴木善幸（岩手県）
内閣官房長官、厚生大臣
７１～７３代：中曽根康弘（群馬県）
科学技術庁長官、運輸大臣
７４代：竹下登（島根県）
内閣官房長官、建設大臣
７５代：宇野宗祐（滋賀県）
通商産業大臣、外務大臣
７６～７７代：海部俊樹（愛知県）
労働政務次官、文部大臣
７８代：宮澤喜一（東京都）
農林水産大臣、大蔵大臣
７９代：細川護熙（東京都）
朝日新聞記者、熊本県知事
８０代：羽田孜（東京都）
農林水産大臣、大蔵大臣
８１代：村山富市（大分県）
社会民主党党首
８２～８３代：橋本龍太郎（東京都）
厚生大臣、運輸大臣
８４代：小渕恵三（群馬県）
沖縄開発庁長官、外務大臣
８５～８６代：森喜朗（石川県）
文部大臣、通商産業大臣
８７～８９代：小泉純一郎（神奈川県）
外務大臣、農林水産大臣
９０代：安倍晋三（山口県）
内閣官房長官、自民党幹事長
９１代：福田康夫（東京都）
内閣官房長官、内閣府特命担当大臣
９２代：麻生太郎（福岡県）
情報通信技術担当大臣、総務大臣
９３代：鳩山由紀夫（東京都）
内閣官房副長官、民主党代表
９４代：菅直人（岡山県）
財務大臣、厚生大臣
９５代：野田佳彦（千葉県）
財務大臣、民主党代表
９６～９８代：安倍晋三
９９代：菅義偉（神奈川県）
内閣官房長官、総務大臣
１００代：岸田文雄（広島県）
外務大臣、防衛大臣
歴代首相の「在職日数」ランキング1位の安倍首相と2位の佐藤首相、9位の岸首相と安倍氏の血族から3人もランクインしています。
5位の中曾根康弘氏は衆議院選挙を有名な”死んだふり解散”で大勝。任期を1年延ばすことに成功しました。
歴代首相の「在職日数」ランキング ベスト１０
１位：安倍晋三 2822日
２位：佐藤栄作 2798日
３位：吉田茂 2248日
４位：小泉純一郎 1980日
５位：中曽根康弘 1806日
６位：桂太郎 1681日
７位：池田勇人 1575日
８位：伊藤博文 1485日
９位：岸信介 1241日
１０位：桂太郎 1143日
5位の宇野 宗佑元首相は、愛人問題（芸者スキャンダル）で失脚したこととカードゲームのウノと同音ということで在職期間は
短期ながら、当時世界的な知名度は抜群でした。
歴代首相の「在職日数」ワースト １０
１位：東久邇宮成彦王 54日
２位：桂太郎 62日
３位：羽田孜 64日
４位：石橋湛山 65日
５位：宇野 宗佑 69日
６位：林銑十郎 123日
７位：山本権兵衛 128日
８位：大隈重信 132日
９位：鈴木貫太郎 133日
１０位：阿部信行 140日
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