中央大学(東京都八王子市)は、ここ数年、キャンパスの都心回帰シフトを強めていますが、このほど。東京文京区に中央大学茗荷谷キャンパス(仮称)を建設する計画の概要が明らかになりました。
今回の計画は、中央大学が2015年に制定した中長期事業計画「Chuo Vision 2025」の取り組みの一環によるものです。
計画によれば、中央大学茗荷谷キャンパス(仮称)は、2020年6月上旬に着工、2023年2月下旬に竣工予定。
法学部などが使用する延べ約3.5万㎡の建物を建設する計画。
建設地は東京メトロ丸の内線茗荷谷駅に近接する土地で、周囲には拓殖大学やお茶ノ水女子大、跡見学園、貞静学園、筑波大付属高校等文教施設が多いエリア。
茗荷谷の隣駅の後楽園駅近くには中央大学理工学部もありますので、移転先として相応しいと判断したものと思われます。
茗荷谷キャンパス(仮称)には、八王子キャンパスから法学部や大学院法学研究科が2023年度中に移転する予定。
中央大学は、東京都千代田区の駿河台が発祥の地ですが、そこには戻らずに文京区に大学の母体となった英吉利法律学校の後身である法学部を移転させることで、課題であるキャンパスの都心回帰を実現させることになります。
中央大学(仮称)茗荷谷キャンパス新築計画 概要
・移転先の場所(住所)
東京都文京区大塚1-58-33ほか
・構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
・基礎 直接基礎
・階数(地上) 8 階
・階数(地下) 3 階
・延床面積 34310 ㎡
・建築面積 5140 ㎡
・敷地面積 7255.56 ㎡
・設計者 株式会社日建設計
・着工
2020/06/01
・完成
2023/02/28
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