「シング/SING」のあらすじと感想!歌って踊って心に響く映画

映画の評価・あらすじ・感想
Audience at the cinema wearing protective face masks and sitting on a distance while watching the movie.

レディース・アンド・ジェントルマン!今回お届けする映画は「シング/SING」です。

2022年3月18日に公開の映画「SING/シング:ネクストステージ」は、現在進行系で話題沸騰中。

USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)でも、映画「シング/SING」のショーが開催されています。連日連夜の大熱狂っぷりは、体験した人だけの特権でしょう。

ご来場の全ての生き物の皆様。ショーの始まりです!




映画「シング/SING」のあらすじ

【起】オープン・ザ・ステージ!
かつて栄華を極めたムーン劇場。

今は見る影もなく、劇場存続の危機に…。支配人コアラのバスター・ムーンは起死回生を狙い、歌のコンテスト開催を決定!優勝賞金1000ドル(約1万2000円)で、出場者の募集をかけました。

ところが、手違いにより優勝賞金10万ドル(約120万円)に設定されてしまいました。劇場で賄える金額ではありません。

劇場では、優勝賞金に惹かれて数多くの生き物達が集結しました。

【承】オーディション
オーディション参加者には、実力者が勢ぞろい。

羊はグラミー賞を受賞した名曲、シールの「Kiss From A Rose」を披露。3匹のセクシーなうさぎ達は、ニッキー・ミナージュの「Anaconda」でアピール。エビのグループは、ビヨンセの「Crazy In Love」をポップに歌いました。

オーディション参加者ラストは、象のミーナ。ミーナは緊張で歌えなくなり、退場に。

合格者は、カエルトリオ・ヤマアラシ女子高生のアッシュ・ゴリラのジョニー・ネズミのマイク・ヤギのピート・キリンのダニエル・豚のロジータとグンダーです。

ミーナはオーディションに落ちたものの、裏方としてオーディションを支えます。



【転】幕間
支配人のバスター・ムーンは、かつての大女優ナナ・ヌードルマンにスポンサーを頼みます。スポンサーは断られてしまったものの、ショーへの招待は成功しました。

ところが、ナナ招待日前日のリハーサルはぐだぐだ続き。アッシュは、途中で泣き出す始末。ジョニーは、父親との複雑な関係でパフォーマンスどころではありません。

極めつけは、劇場の大崩壊。バスター・ムーンが考案した無茶な舞台装置が引き金となり、見るも無惨な姿となりました。大女優ナナ・ヌードルマンの目の前で。

優勝賞金の秘密もバレてしまい、オーディションの続行は不可能となりました。

【結】ショータイム!
劇場はなくなっても、歌は歌えます。オーディション参加者が求めているのは、優勝賞金ではなく最高のステージです。

瓦礫の中の急ごしらえステージは、観客の嘲笑を誘いました。ところが、トップバッターを務めたグンダー&ロジータのパフォーマンスで、街の話題をさらいます。

中にはショーをよく思わない生き物もいましたが、素晴らしいショーの前では無意味。

大トリを飾ったのは、ミーナ。彼女の歌声は会場中に響き渡り、会場は大盛り上がり!

最高のショーは、全ての生き物達の元に奇跡を運んだのでした。




映画「シング/SING」の感想!

映画「シング/SING」の感想と、みどころをご紹介。映画の中で特に注目してほしい部分についても、触れてみました。

誰しもが知る大ヒット曲が目白押し!

映画「シング/SING」には、誰しもが知る大ヒット曲がいっぱい登場します。

ブタのロジータがオーディションで歌うのは、ケイティ・ペリーの「Firework」。アメリカ版オリコンランキングともいえるBillboard Hot 100で、堂々の1位を獲得しました。

オーディションでは、エビ女子3人組の「Crazy In Love」を披露。もともとはビヨンセの曲で、Billboard Hot 100で1位。

他にもシールの「Kiss from a Rose」や、ニッキー・ミナージュの「Anaconda」と、あげたらきりがないほどです。

日本でお馴染みの曲も映画に登場

映画「シング/SING」に登場するのは、大ヒット曲の数々。ほとんどが洋楽になりますので、洋楽に詳しくない人は蚊帳の外状態かもしれません。

しかし洋楽に詳しくない人でも、必ず一度はどこかで聞いたことがある曲も含まれています。

ネズミのマイクが、劇中で披露したのはフランク・シナトラの「My Way」、50代以上の方なら知らない人はいないほどの名曲です。

さらに、日本人アーティストきゃりーぱみゅぱみゅの曲も劇中に登場。どこでどういう形で、きゃりーぱみゅぱみゅの曲が使われているのか要チェックです。




人間臭い動物キャラクター達!

映画「シング/SING」には、人間臭い動物キャラが大勢出演しています。

主人公を務めるのは、劇場の支配人であるバスター・ムーン。かつての栄光が忘れられず暴走するコアラの姿は、人間臭さがあります。

ヤマアラシ女子高生のアッシュは、彼氏に振られたばかり。豚のロジータは子育てに追われる主婦。夫は家事に非協力的です。

ゴリラのジョニーに至っては、父親が刑務所に入っている始末。日本ではピンと来ないかもしれませんが、アメリカでは親御さんが刑務所に入るケースは珍しくありません。

映画の登場人物達は動物ですが、中身は人間よりも人間臭い人達です。

日本語吹き替え版もおすすめ

映画「シング/SING」は、字幕版だけでなく日本語吹き替え版もおすすめです。

吹き替えを担当するのは、内村光良・長澤まさみ・スキマスイッチの大橋卓弥・大地真央の超豪華メンバー!

声優以外の吹き替え担当は賛否両論ありますが、映画「シング/SING」に限って言えば大大大成功です。

特に注目したいのは、ゾウさんのミーナを演じたMISIAでしょう。ただ「凄い」です。人間は本当に凄いものを見てしまったら、全ての語彙力が吹っ飛びます。

まとめ

映画「シング/SING」が楽しめたのならば、2021年12月22日公開になった続編「SING/シング:ネクストステージ」もチェック。興行収入25億円(2022年4月14日時点)を突破!人気に陰りなしです。




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