いまを生きる(監督 ピーター・ウィアー)のあらすじ・感想・魅力について

映画の評価・あらすじ・感想
Audience at the cinema wearing protective face masks and sitting on a distance while watching the movie.

「いまを生きる(監督 ピーター・ウィアー)」のあらすじ・感想・魅力について紹介します。

作品の属性情報

いまを生きるは、ロビン・ウィリアムズ主演のドラマ映画です。架空のエリートの寄宿学校ウェルトンアカデミーが舞台で、詩の教育を通して生徒を鼓舞する英語の先生のストーリーです。

1989年6月にタッチストーン・ピクチャーズにより公開されたこの映画は商業的に大成功しました。

アカデミー賞脚本賞を受賞し、監督賞、作品賞、主演男優賞にノミネートされるなど、多くの賞賛を受けました。

さらに世界的にも高い評価を得ており、BAFTA賞の最優秀作品賞、セザール賞の最優秀外国映画賞、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の最優秀外国映画賞を受賞しています。

ピーター・ウィアー監督はこれまでアカデミー監督賞を4回ノミネートされています。

代表作にはゴールデングローブ賞を受賞した「グリーンカード」、ジム・キャリー主演の「トゥルーマン・ショー」などが挙げられ、ロマンティック・コメディからSFまで様々なジャンルの監督を務めてきております。



視聴動機

いまを生きるは、ロビン・ウィリアムズが出演しているので観ました。

あらすじ

いまを生きるでは、全米屈指の寄宿学校に通う10代の若者たちが、新しい英語教師キーティングに心許ない心境です。

キーティングは、強引な両親を持つ未来の医師や弁護士たちに、自分の頭で考え、「いまを生きろ!」と励まします。さらにキーティングは、少年たちに「死せる詩人の会(Dead Poets Society)」を結成するよう、さりげなく勧め、少年たちは夜な夜なこっそりと古典的な詩を読み、好きな女の子や直面するプレッシャーについて語り合い、絆を深めていきます。

一人の生徒が彼らの活動を学校側にほのめかし、調査が入るまでは、すべてが健全な楽しみでした。

しかし、調査によってキーティング先生とDead Poets Societyは問題に直面していきます。

注目出演者

キーティング役のロビン・ウィリアムズは、アドリブの技術と、咄嗟に作り出した多種多様なキャラクターで知られ、ドラマやコメディを問わず映画でもその才能が現れており、史上最高のコメディアンの一人とみなされています。

コメディ作品に多く出演しているロビン・ウィリアムズですが、ヒューマンドラマ映画の「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちで」に並ぶ、最高の演技を見せています。

1987年に初主演となった「グッドモーニング、ベトナム」では、コメディと皮肉で軍隊を楽しませてくれるラジオDJ役を演じていますが、ウィリアムズは台本なしでこの役を演じることを許され、ほとんどのセリフをアドリブで演じています。

また、今となってはハリウッドスターとして知られている若い頃の俳優が多数出演しております。

「トレーニング・デイ」「恋人までの距離」に出演しているイーサン・ホーク、「S.W.A.T.」や「フォー・ブラザーズ」に出演しているジョシュ・チャールズ、テレビドラマ「ドクターハウス」に出演しているロバート・ショーン・レナードも、いまを生きるで生徒役として出演しております



感想

いまを生きるは、予想以上に良い映画でした。この映画のテーマは、自分の夢を追いかけることを勧められた少年たちについての映画です。笑って、笑って、泣ける、よくできたドラマ映画です。

本当であればストーリーの主役は少年たちで、少年たちを演じているイーサン・ホーク、ジョシュ・チャールズ、ロバート・ショーン・レナードも傑出した演技を見せています。

ただ彼ら以上にロビン・ウィリアムズはキーティングを演じ、主役の座を奪ってしまうほどの真の感動を与えてくれます。

最後のシーンは感動的で、文化的に大きな影響を与えたと評論家から評価されております。

ロビン・ウィリアムズが他界したときにネット上で多くのファンがこのシーンをなぞり、ロビン・ウィリアムズに敬意を表して「オー、キャプテン!マイキャプテン」とコメントをしておりました。

総合点
98点



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