ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則(製作総指揮 ビル・プラディ、チャック・ロリー)の感想について

映画の評価・あらすじ・感想
Audience at the cinema wearing protective face masks and sitting on a distance while watching the movie.

全米で視聴率トップを取ったコメディドラマで、エミー賞やゴールデングローブ賞などを数々の受賞をしたビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則(製作総指揮 ビル・プラディ、チャック・ロリー)のあらすじ・感想について紹介します。

作品の属性情報

物理学者としてはとても優秀ではあるが、人間関係、特に女性との関係に関して全くどうしたらよいかわからないオタクたちの様子がとにかく笑えるシットコム(シチュエーションコメディ)です。

ビッグバン★セオリーは、2007年9月からアメリカのCBS放送で始まり、2019年5月まで全12シーズン、全279話というロングランとなった人気シリーズです。




製作総指揮は、ビル・プラディとチャック・ロリーが務めています。特にチャック・ロリーは、アメリカのエンターテインメント業界の重鎮であり、「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」「ダーマ&グレッグ」「Roseanne」などの大ヒット作を世に発した名プロデューサーです。

視聴動機

オタクがいかにして美女をゲットできるかという笑いの設定に魅力を感じて見始めました。シットコムは1話が20分ちょっとで見れるので、とても気軽に見ることができます。

個性的なオタクたちのやりとりがとても笑え、女性との関係を持ちたいという強い願望とは裏腹に、とにかく苦手とする女性との会話も笑えます。またオタク同士のオタクネタトークに加え、難しい物理学を交えたコメディが笑えます。

あらすじ

レナード・ホフスタッターとシェルドン・クーパーは、カリフォルニア工科大学に勤める優秀な物理学者です。二人は同僚であり、親友であり、ルームメイトでもありますが、二人の関係は常にシェルドンの規則正しく、深く風変わりで、型破りな過ごし方を中心に展開していきます。

同大学のエンジニアのハワード・ウォロウィッツと宇宙物理学者ラジェッシュ・クースラパリとも友人であり、4人はそれぞれ大学で勤務する傍ら、普段はテレビゲームをしたり、SF映画を見たり、コミックをを読んだりして過ごす、いわゆるオタクです。レナードとシェルドンのアパートの向かいに、ウェイトレスで女優志望の美女ペニーが引っ越してきたことで状況は一変します。

ペニーはすぐにオタク仲間の一員となり、レナードはペニーを自分の彼女にしたいという別の願望を持ち始めます。このグループには後に、ペニーのウェイトレス仲間であるバーナデット・ロステンコウスキーと大学の同僚となるエイミー・ファラ・ファウラーが仲間入りします。



注目出演者

レナード役のジョニー・ガレッキは、アメリカの大人気シットコムの「Roseanne」にも10代の頃から出演しており、その後インディ映画などに出演を果たしますが、キャリアとして我慢の時期を過ごしておりました。ビッグバン★セオリーのレナード役に抜擢され、キャリアとしては大飛躍しました。

一方、シェルドン役のジム・パーソンは、ドラマなどに端役として出演しておりましたが、初めて本格的な役をこのドラマで演じることになりました。ジム・パーソンが演じるシェルドンは、最も認知度の高いオタクキャラとして知られるようになり、このドラマでエミー賞を4回受賞するまでに至っている。その後、ゲイであることを公言し、トニー賞を受賞したLGBTQの名作「ノーマル・ハート」と「ボーイズ・イン・ザ・バンド」のリバイバル公演に出演しています。また、チャック・ロリーと組んで「ヤング・シェルドン」というシェルドンの子供時代を描いたスピンオフ・シリーズを制作し、ビッグバン★セオリーを通じてキャリアが大飛躍しました。

感想

気軽に楽しむことができ、ユーモラスな場面を数多く提供してくれる脚本と魅力的なキャストが揃ったドラマです。レナード、シェルドン、そして彼らの仲間たちは、自分たちの天才的な才能を存分に発揮し、社会的な欠点も認めているなかで、友情、仲間意識、そして周りがどう思おうと自分に正直でいることの大切さを理解しているところを表していることがこのドラマの本当の魅力だと思います。

総合点
95点



コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました